リュリュエルで〜〜〜す!
加須 千花さまの物語
「恋や明かさむ ~偽りの縁談~」のヒーロー!
真比登さまにお会いしてきました!
近況ノートの中だけですよ!
近況ノートにコメントをいただいた皆さん!
ボクから逃げろだなんてひどいですぅ〜
ぷんぷんですよ!
ぷんぷんぷん!
もしもヒロインの佐久良売さまに許可がもらえたらということで!
真比登さまにエンジェ〜〜〜ルギフトをしちゃいました!
スキル<愛そして愛! 愛妻の為にうなる流星錘>!
そして!
スキル<愛が深いほど増殖する朱き愛 四方を守護する情熱の炎>!
を授けちゃったんですよ!
気になる効果はというと?
ここから!
加須 千花さまの書き下ろしをご覧ください!
☆☆☆☆☆
ふわりと薄い紗をまとった、愛くるしい童がいる。
髪の毛はくるくると巻き、蜂蜜がこぼれたように透ける金色である。
バラ色の頬。
背中にはなんと、鳥の羽が生えている。
空をはばたき、逃げる獲物を追う。
獲物は、地上を走る、逃げる男。
大柄でたくましく、首も腕も足も、太い。
「真比登さまにエンジェ〜〜〜ルギフト!」
真っ白い光が、───ピカッ───。
「わあああぁ!」
光に包まれ、真比登の悲鳴が響く。
砂埃がたち。
砂埃が去ったあとには、
「愛そして愛!」
筋骨たくましい偉丈夫が立ち上がり。
「愛妻の為にうなる流星錘!」
また一人、立ち上がり。
「愛が深いほど増殖する朱き愛!」
三人目が立ち上がり。
「四方を守護する情熱の炎! ……ってオレが四人に増えてる〜〜?」
「えええええええええっ?!」
まったく同じ顔、背丈、挂甲《かけのよろい》姿の真比登が、四人、顔をつきあわせた。
「なんでだ? あの目が光った童のせいか? だから皆に逃げろってさんざん言われたのか?」
「だろうな。ふむ、四人ともオレか? 流星錘をふる時は?」
「身体を回転し流れる力に逆らわず使え。」
「オレだな。良し。四人で佐久良売さまを守るぞ!」
「諾!」
凛々しく四人が声をあわせた。
「四人分の愛がラブラブたっぷりいちゃいちゃです!
建怒朱雀勇者様が爆誕です!
愛が深まるともっと増えちゃうかもですよ???」
てへぺろ!
愛くるしい童は、ぺろ、と舌をだし、片目をパチンとつぶり。
パタパタ、白い翼をはためかせて、どこかへ去っていったのであった。
その頃の佐久良売は、
「う〜ん、気持ち良いわぁ。全身の疲れが抜けていくわ……。ふぅ……。」
芳しい香りが漂う部屋で、極上の癒し───アロマオイルトリートメント───に身を委ねていた。
まだ、おのれの愛する夫がどのような勇者になったのかは、知らない。
☆☆☆☆☆
四人の真比登さまに囲まれて、幸せラブラブにされちゃう佐久良売さまのお話もあってドキドキしちゃいました!!!
きゃっ♡♡♡
加須 千花さまの物語
「恋や明かさむ ~偽りの縁談~」をぜひどうぞ!
https://kakuyomu.jp/works/16817330667140952851加須 千花さまの近況ノートです♪
https://kakuyomu.jp/users/moonpost18/news/16818093086905783228