スニーカー大賞、「ちゅうやてをつなぐ。」一次落ちでした。
仕方ないことです。去年と同じ賞に同じ作品で応募する以上、よっぽど仕上がってないと厳しいでしょうし。
ただ、あんまりくやしいとかないんですよね。むしろなんというか、憑き物が落ちたような感じというか。
この作品は、私にとっていろいろな思いを込めた、大切な作品なんですよね。
書き上げたとき、私に書ける最高のものを書けたと思って。「この後何を書こう」って、喪失感を感じたものです。
それが去年のスニーカー大賞一次選考に通って、高揚感がすごかったんですけど。
ある意味でそれが呪いになって、この作品にすがりついてしまったところはあるかなーなんて思ってます。
いろいろあって、この作品が遠因でちょっと傷つくことがあったりもして、この作品に向き合うのがつらくなったときもありましたし。
けど今、こう落選して、「ふーんそっか」くらいのトーンな自分がいるんですよね。
それはきっと、私自身が前に進んでいるからなんだろうなって思います。
きっともう、「ちゅうやてをつなぐ。」は、私にとって最高唯一の一作ではなく、もっと上を目指せる、その先が見えつつあるからなんだと思います。
今の私の現状は、「ラブラブ☆バカップル」がじきに終わり、「剣と魔法の異世界でＴＲＰＧを。」の完成を目指し、「メリーさん」を書き続けていく。
そうしながら、次に書けそうなもの、書きたいものが、まだまだある。
旅立ちのときなんでしょうね。
ありがとう、昼介、夜々子。私のもとに生まれてきてくれてありがとう。
今はしばらく、お別れだよ。
そして疲れたら、たまには顔を見せて、なつかしんで、また前を向いて歩こうね。
またね。
それはそれとしてカクヨムコンにエントリーしとくけどなァ！！！！！