あけましておめでとうございます!
年明け早々不穏な雰囲気が漂っていますが、何とか乗り切っていきましょう!
カクヨムコン、あと一ヶ月ですね。
本日読んだ名作をご紹介します。
「伴奏者」いつか、光の差す方へ
https://kakuyomu.jp/works/16817330667762040992柊圭介様
https://kakuyomu.jp/users/labelleforetプロの音楽家に憧れる少年カリム。才能に溢れた彼には人種という大きな壁があった。
短編にも関わらず、まず1話だけで異国の情景、背景、人間関係、それら全てを書き切ってしまうというその実力に驚かされました。もちろんそこから驚くべき展開があり、読む人を飽きさせません。
これらを書くためには相当パリや人種、歴史などをしっかり深掘りしていないと書けない作品であり、作者様の奥深さの辺縁を垣間見た気がします。
この作品が受賞しなかったら、一体どんな作品が受賞するのか、そんなことを考えました。
作者の柊圭介様は2022短編賞で特別賞を受賞された方で、その実力は健在であります。ぜひ多くの人に読んでほしい作品です。