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【ネタバレ注意】僕のサッカー日誌 最終戦、決着! その2

こちらの近況ノートはネタバレを含む内容になります。この直前に更新した部分は問題ありませんので、ネタバレしたくない方は、こちらは明日(18日)13時の小説更新まで読まないでください
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まず画像。「終章1」のワンシーン(終章1の2話目、第48話)の描写入り画像になります。この部分は、個人的に大好きなシーンです。少しだけ先回りしてしまいますので、もしネタバレ的なものを先に知りたくないという方は、画像の文字部分は読まないでください
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【 以下ネタバレ注意 】
ここからネタバレ的な話を。終章1の画像部分(第48話)の話です。「大好きな部分」と書いた、その理由など。

凡平は高校サッカーの後、一度はサッカーという夢を諦めました。プロになって活躍して、日本代表に入ってワールドカップに出る。そんな夢を持ってサッカーを続けた少年少女は、凡平に限らず、多分、世の中にごまんといるでしょう。しかし、本当にその夢を叶えられる人は一握りしかいません。プロになれる可能性でさえ、万に一つでしょう。

ザ・パーズの「ふり向くな君は美しい」という歌があります。高校サッカーを見た事がある人なら耳馴染みの曲。ユーチューブなどで聴く事が出来ますので、興味があれば探してください。この歌って、夢破れた少年たちに向けた歌詞なんです。ここに歌詞を書くとマズいかも知れないので書きませんが、歌詞も検索できますので興味あれば。
高校サッカーは4000を超える参加校があって、そのうち「勝者」はたった1校です。99.9パーセント以上は「敗者」。その勝者になった学校であっても、出場できる選手は一握り。ほとんど全ての人たちは「敗者」や「傍観者」となって夢を諦め、または、チームメイトや対戦相手に夢を託して、表舞台を降ります。

そして主人公の凡平も、弟妹に全てを託して裏方に回ります。これはサッカーの話ですが、サッカー以外のスポーツでも、音楽でも、他のどんなものであっても同じです。一生懸命に努力して、夢を追い、夢破れて去っていく。「僕は僕自身を諦めてしまった」という凡平の言葉。涙が出るほど好きなセリフなんです。
そういう意味では、海老沢椋也も同じかも知れません。一度は夢を諦めて裏方に回って、それでも好きだという一心で努力して。最後にチームを救う力になりました。椋也も好きなキャラクターです。

皆さんにも、そんな経験はあるでしょうか。明日からの更新部分、凡平の姿に自分自身を重ねて読んで頂けたら嬉しいです
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