20代から執筆を趣味として数十年、幾たびかの公募に原稿を送ってきた。一度だけ一次選考通過という奇跡があったものの爾来音沙汰なし。
以降はしばらくブランクもあって公募とは遠ざかってしまった。
派遣社員という身の上につき福島、茨城、群馬、石川、富山と転々と働き継ぐ年月(働き+継ぐという言い回しは造語です。あしからず)ばかりがすい星のごとく速足で通過。
そんな生活の中、今住む新潟の地でしばらく生活基盤を固定した。環境変化から時間的に余裕ができたので再びパソコンのキーをたたく。舞台は近未来、自動運転社会が実用化した社会。世はAIとロボット技術の長足の進歩により生活自体も機械任せで自動化される。
もともと何度目かのAIブームが始まったとき、AIが開発者の熱意通りに研究が実を結び本格的に実用化された場合、はたしてわたしたちの暮らしはどう変わるのか。いいことがあれば当然わるいこともあるわけで、様々な問題が顕在化するでしょう。今回掲載した小説では、そんな近未来が到来したとき、われわれ利用する側や取り巻く環境にどんな問題点が表出するか、ということを考えられうる解決方法なども交えて考察してみたいと思います。小説というか、問題提起文というスタンスで読んでいただければと思います。
さて今日は小説の後半に出てくるカーチェイスに関連して人と車の出会いについて記します。ネットなどからの記事を参考に自分なりにまとめました。
自動車の誕生はヨーロッパから始まりました。フランスで蒸気機関で走る自動車が開発されます。もともと大砲を運搬するために開発され、走行速度最高10km/hも出ませんでした。当時の自動車の原動源が蒸気機関というのも驚きです。このクルマは試験走行中に壁に激突事故を起こして世界初の自動車事故という不名誉な記録も残してます。馬車全盛の時代、馬車業界の抵抗から法律で蒸気自動車を規制しようという動きもあったとか。
時は経て19世紀後半、今度は四輪トラック電動車がイギリスで実用化。しょっぱなから時速100キロの最高速度を記録しました。意外にも自動車の歴史は動力源が蒸気から始まり、次に電池によるものだったんですね。
1885年、ドイツのゴットリーブ・ダイムラーさんは現在のガソリンエンジンの主流である4ストロークエンジンを開発、1886年に木製四輪車に搭載します。同年同国のカール・ベンツさんが三輪のガソリン車を市販します。1893年にはベンツ社初の「ヴィクトリア」が量産開始、
ところ変わってフランス。プジョー社が1890年、水冷V型2気筒、排気量565ccのタイプ2なる車を開発。なんとこのクルマはチェーンで後輪を駆動するというタイプのクルマ。まっ、最高出力2馬力程度ならチェーンでも大丈夫だったのでしょう。
余談ながら1894年には世界初の自動車レースがフランスで開催され、ガソリン車に混じって蒸気自動車も参加。上位15台中の6台がプジョーのガソリン車勢でした。第一次大戦で自動車産業の歩みもいったんお休み。大戦終了後の1919年にプジョーは自動車生産を再開します。
同じころ、1899年、同じフランスでルノーは初の四輪車を開発しました。第二次大戦後、ルノーは国営企業になります。
自動車誕生はヨーロッパでしたが、広大な国土のアメリカでも馬車に変わる移動手段としての自動車開発が、1897年オールズモビルが四輪自動車を生産開始。ワタシはてっきりアメリカ初のクルマはフォードT型とばかり思ってました。ところが1908年にゼネラル・モーター(通称GM)がオールズモビルに身売りしました。同じころにアメリカではフォード、キャデラック、ビューイックなどがどんどん設立されて群雄割拠状態になります。
フォードは1908年に前述の「T型フォード」を開発、流れ作業によるコスト低減を果たして、それまで富裕層の乗り物だった自動車は一般大衆の手に届くようになります。
欧州車に少し舞台を戻すと、1900年代前期には現代でもおなじみのアウディ、BMW、ポルシェ、フォルクスワーゲン、シトロエンが次々に創業、中期にフェラーリ、ランボルギーニなどのスポーツカー・メーカーが出てきます。
以上、海外の自動車の歴史をざっくりと解説してみました
小説本稿では後半部に主人公と犯人とのカーチェイスの描写も書くので、クルマ好きの方にも満足してもらえるように書く予定です。期待していてください。漫画と違ってそういう動きの速いシーンを文字だけで表現するのはとてもしんどいですが、それでもできる限り臨場感が出るようにがんばりますね。
とまあ著者紹介の項目にはあまり書かなかったので、ここで少し捕捉します。
年齢的にはもうすでにオッサン、つまり中年の域に達しています。それでも趣味はとても多く、モノ書くこと以外では音楽、これは演奏するのも聴くのも大好き。高校時代はブラバンでトロンボーンとベース担当。クラシックではトロンボーン、それ以外のポップスなどはベースをやってました。
それからカメラ、これも高校時代から一眼レフにはまりました。ちなみにペンタックス以外の一眼レフは一度も所有歴は無し。説明が長くなるので割愛。
文系の趣味としては読書。これは作家志望なら必須ですが、作家志望以前から本を読むのは好きでした。ジャンルは小説は純文学、SF、中間小説(最近はこういう表現はほとんど使いませんね。きになったら調べてみてね。
書く方のジャンルは30代の頃は青春小説っぽいものも書きましたが、以降はSF専門で現在に至っています。
ほかにはプラモデル作り(クルマのもののみ)、萌え系のフィギュア集め。
ゲームはプレステ党で1~4まで全機所有。4は何台中古で購入したことか。
最近はハードオフとかでもかなり安く売るようになったので助かりますね。
ゲームジャンルはクルマのレースの「グランツーリスモ」。これは6をのぞいて1~7まですべてプレイ済み。もちろんスポーツも。それと音ゲー。いわゆる音楽ゲームです。ダンスダンスレボリューションから始まり、PS3以降は初音ミク「プロジェクトDIVA」シリーズ。これも全シリーズあります。
自慢になりますが腕前はまあかなりいい方です。パーフェクト率はかなり高いです。PSPは以前所有してました。「プロジェクトDIVA」のPSPのソフトをやるためだけに購入したものの、画面が小さいのとコントローラ部のボタンのタッチが合わずすぐ売却しました。
「プロジェクトDIVA」シリーズ中、最も難易度が高いものを最後に発表して今回の近況ノートをしめくくります。PS4用のソフト、「プロジェクトDIVA X HD」に収録されている「聖槍爆裂ボーイ」。なんだかアニメのタイトルのような楽曲ですね。
「X HD』は難易度が4段階ありますが、この楽曲の最高難易度レベルはハンバないです。クリアはできるものの、その連打の嵐は動体視力にある程度の自信があるワタシでさえ四苦八苦。第二位は「終極メドレー~超絶技巧暴走組曲~」、「バビロン」や「、Project D...Future Tone」の「デンバラダイム」など。すべて難易度最高のレベルをプレイしてです。
最近はゲーセンから同ゲーム機がどんどん姿を消しています。一時はアキバのゲーセン行くと4台くらいあり、そこに4、5人ずつ並ぶくらい人気があったのに、いまでは……。栄枯盛衰ってとこかな。合掌。
とまあほかの趣味もままありますが、おいおい公開します。長文なので読んでいただけるかチョー疑問ですが、ひとり語り感覚で更新していきます。反響を待つ!!