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ふーちゃんと黒龍の元ネタ

お公家の事情、外伝を読んで下さって、ありがとうございます。ふーちゃんと黒龍の元ネタは、私の実体験です。

私、昔、猫と暮らしておりました。飼っていたのではなく、いつの間にか、野良に居座られたという感じです。その子が、あんまり見目の良い子ではなくて、むしろ、目つきがめちゃくちゃ悪くてデカくて、怖そう。そのくせ、鳴くと仔猫のような声というギャップが私の中では、すごく可愛かったんです。

野良ちゃんだったので、ノミだらけで、当初は大変でした。ようやく落ち着いて、厳しい冬も暖房の効いた家の中で眠れるようになり、春になって、ふらふらと歩いていたところに、近所のロクでもない輩に、はねられちゃったんです。

その日は、夜になっても帰って来ないなぁと思っていたら、翌朝、パンチ君のようになっていました。これが悔しくて、もう何年も前の話ですが、同じような毛並みの猫を見るにつけ、いまだに腸が煮えくり返る思いがしていました。

今回、パンチ君の話を通して、彼の無念と私の怒りを昇華できればと思い、優しい黒龍様とその眷属に助けてもらいました。

私は、車の運転が大好きなのですが、決して何も傷つけないように、安全運転。それなのに、人より動物の多い田舎にいるせいか、毎回、道路に何か出て来るので困ります。特に、ハト。何で、あいつらは、飛ばないで、面倒くさそうに私の車の前を、歩いて横切るんでしょうか。ぐやじいーっ、次回、ハトが苦しむ話にしてやるーっ。

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