二人目のヒロイン、神田涼子は金吾の腐れ縁の女友達です。
「何でも気軽に話せる女友達って良いよね!」との願望から生まれた友達以上恋人未満な親友です。
こういうキャラクターが生まれると必ず『親友は恋人未満なのか?』という疑問が湧いてきます。
作中でお届けしましたが、涼子は元カノの結愛以上に金吾に優しく接し、その痛みを理解し、受け止めようとしました。
男性なら分かるでしょうが恋人に何もかも話すのは容易ではありません。特に情けない姿を見せて幻滅されたくないのでどうしても意地を張って抱え込んでしまうものです。
しかし金吾は傷を負った際にはすぐさま涼子に相談しました。「涼子は幻滅なんかしない、きっと相談に乗ってくれる」との厚い信頼があるが故です。すると彼女は恋人以上の存在なのでは無いでしょうか?
さて、信頼を寄せられる涼子ですが、人並みに弱さを持つところもまた魅力の一つです。
強さと弱さを持ち合わせた涼子がこの先どんな活躍を見せるのか、ご期待ください。