本格的に歴史に基づいた小説を書くのはハードルが高いです。
資料は多くあるものの、事実との大きな違いがあってはいけないし、歴史と辻褄の合った話を組み立てなくてはならないので、制作コストが高めになりやすいです。
でもその反面、ノンフィクションに近いリアリティが出せるという利点があります。私はそれを追求してきました。
しかし、そういう作品が現在ではどれくらい需要があるのかとなると未知数です。
今の主流であるライトノベルは、おおよそノンフィクションの対極に位置します。
今、日本に小説投稿サイトはたくさん存在しますが、作品の傾向として本格的歴史小説は書き手が少ないです。
私は、歴史小説をいくつか書いたので、それを複数の小説投稿サイトに発表し、需要があるか観てみることにしました。
そうしてみると小規模なサイトではほとんど反応はありませんが、やはり閲覧人口の多いサイトでは注目してくれる方も存在しました。
これで投稿を続ける元気が出てきました。
ニッチなジャンルだからこそ楽しめる作品が書けるよう、がんばりたいと思います。