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平和への道

平和への道

その① 対立について

今ある対立について、挙げてみよう。
・宗教間の対立
・国家間の対立
・思想的な対立
 この対立に対し、どういう考えで対応していくべきか。これを述べてみましょう。
1.宗教間の対立について
宗教間での対立はなぜ起こるのか。これは不思議に思う。どの宗教にも共通点があるからだ。
 その共通点とは何か。
・ 祈る対象がある。
・ 最終的な目的は人が幸せになること
この2点である。では、何が対立を生み出すか。それは、主が違うからである。そして、一番原因なのが、宗教の優劣がポイントではないでしょうか。
何が聖なるもので、何がそうではないだとか、何が正しいか、何が間違ってるか、いろいろ議論が出るが、何か変だ。もっと単純でいいのではないでしょうか。
宗教の目的は幸福である。だから、宗教の優劣はいかに人が幸福になるかである。だから、人をつぶすのは見当違いである。宗教の優劣を競うのであれば、その宗教がいかに幸福になるためになっているのか。そこだと思う。幸福を築き上げる。これが宗教者の使命と思う。
対立は人を攻撃し、つぶしあう。これは誰が見ても幸福の世界へ向かっているとは言えない。
対立が避けられないのなら、もう一つランクを上げた対立をすべきである。その対立とは何か。競争である。
宗教の場合、競争するポイントになるのは何か。幸福になるための活動、思想、これがポイントである。人がいかに幸福になっているのか、それを競うのである。
2.国家間の対立
 国家間の対立は、宗教的なものがあるが、その上にネックになっているものがある。それは利益である。いかに国益を得るかによる。
 対立のポイントは、その利益が人道的かどうかである。
 これに関しては、先ほども言った通り、国家間がネックになっているものは利益である。だから、共通の利益を共通の目的とし、協力する過程において生まれる絆により対象を解消する。
 では、何を共通の目的とするか。ポイントはいくつかある。
1.環境問題
2.宇宙開発
3.共同企画行事活動
 これである。これが、ポイントではないかと思います。
3.思想的な対立
人間には思想というものが存在する。それはなぜ存在するか。それは生きるためのものである。生きるための目的とは何か。それは自己が存在しようとするからである。だから、自分とかみ合わないものがあれば、対立が生じる。思想にも対立が生じるのは両者の思想の方向が違うからである。
では、思想の対立はどうすれば消えるか。受け入れる方向を増やすのである。視野を広げるのである。そうすると、共通点が生まれる。共通点は同感を生み、同感は親近感をうみ、親近感は敵意を消す。そうすれば、対立は解消される。
4.対立の原因と解消
対立の一番大きいものが、一言で言えば、エゴである。自分だけ得を得ようとするところである。自分だけ利益を得ようとし、相手を害す。これは対立を生んで当たり前である。これに対する最もいい考えが今の世の中に存在している。それは、Give and Take である。共に協力し、助け合い、繁栄し合う。自分だけで利益を得るよりは、協力して倍加したほうが互いにいいのではないか。物質もそうである。有機物で言えば、原子同士の相互関係により、高機能の分子、アミノ酸、たんぱく質、細胞と、高機能が形成できるのである。そして、相互関係が強いことは、結合力が強いことを意味し、結合力が強いことはそれが長く存在することにつながるのである。これは対立の解消の一つの方法だといえると思います。

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