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奇跡の前例&「女神に偽装するマリウス」

■奇跡の前例
「司令!海賊」も、ようやく第9章。
異星人の到来(もはや「襲来」か!?)により、惑星テロンの政権基盤は激しく動揺。
執政官アニクは、古代の奇跡を再現することで、権威の回復を狙います。

神託の儀式の詳細は、本編に譲りますが、
その中に「空に文字が表示される」というイベントがあります。
突拍子もない感じですが、「前例」があるのです。

4世紀初頭、ローマ帝国のコンスタンティヌス大帝。
分裂したローマ帝国を再統一。更に、ローマからコンスタンティノープル(現在のイスタンブール)に遷都するなど、ローマ帝国史上の重要人物です。

彼が「ミルウィウス橋の戦い」への進軍する最中、
空中に、十字架のしるしと、「汝これにて勝て」(「エン・トゥトイ・ニカ」)の文字が現れるのを、目撃。
これを旗印として、戦いに勝利します。
彼はローマ皇帝で初めて、キリスト教の信者になりました。

という訳で、本編の神託の儀式も、
「まあ、アリかな」と思って頂ければ、幸いでございます。

■「女神に偽装するマリウス」
神託の儀式に協力することになった「星の人」ですが、
「ドゥルガー家の専横を許せば、合意はいずれ破られてしまう」
というタレコミを受けて、一計を案じます。
マリウスが、女神ウルカに「偽装」して、神託を伝えることに。

「神託ということは、女神の役をやれというのか?
 しかし、私には無理なようだが?」
「そのお顔があれば! 首から下は何とかしますから!」

以下が、「何とかした」イメージです。
どこまでが(何割が)真実なのかは、想像にお任せします(^^;

神託の儀式・女神偽造の首尾やいかに!?

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