台風が去り、ようやっと日常に戻ってこられたと安堵している蛇ばらでございます。
非常に強いといわれていた台風10号。私は九州北部に住んでおりまして、さいわい地域的には大きな被害もなくほっとしております。
とはいえ、場所によっては大きな被害もでた地域があり、一概に「よかった」だけでは済まされないことではあります。
今回蛇ばらが安心して生活を続けられているのは身のまわりの「備え」が充実していたからに他ならないでしょう。「備え」とはひとりのちからだけでなく、長い期間積み重ねられてきた災害対策です。
当地域は水害が多く、ここ数年、毎年のように川が氾濫したりしかけたり、浸水もまた多く発生しています。ひとりひとりの力ではどうしようもないほど強大な自然災害と向き合っていかなければならない時代になってきたと、つくづく実感しております。
……さて、詳しくは申し上げられませんが、実は災害などの緊急時は働かなければいけない身であったため、蛇ばら自身は暴風域のなか出勤しておりました。
突風は今まで感じたことのないほどの強いもの。自動車が吹き飛ばされる、と何度も想像して肝を冷やしました。ハンドルはとられますし、車体はがたがたとゆれます。
なぜこんなときに出勤しているのだろうか──と逆に冷静な気持ちになっておりました。とはいえ短い出勤時間、無事職場に到着しまして職務を果たすことができました。いやあ本当に何もなくてよかったです。
今回蛇ばらが学んだことといたしましては、危ないときには出勤しない、ということです。
皆様も「この程度なら大丈夫なはずだ」とはおもわず、「いや無理!」という気持ちと声に出してアピールする勇気をもちましょう。出勤途中で事故に遭い、職務も果たせなければただ命を投げ捨てるだけなのです。
ええ、今回はっきりとわかりました。
台風一過、いまだ残暑の時期。
爪痕はいまだ深くあり、入荷の遅れから、スーパーやショッピングモールはいまだ本調子ではありません。こういったところでも日常の「備え」が大切ですね。
ここぞとばかりに3日ほどレトルト食品を食べていますが、そろそろ炊き立てのお米とおかずが食べたい。
本日9月9日は「重陽(菊)の節句」。
菊湯……はできそうにありませんが、秋茄子と栗ご飯はつくってみようとおもう今日この頃であります。