こんにちは。
いつも拙作をお読みいただきありがとうございます。
まずは先日発表がありました、第8回カクヨムWeb小説コンテスト、参加させていただいておりました長編一作、短編五作、ありがたくも全て中間選考を突破いたしました！
これもお読みいただいた皆様のおかげです。
本当にありがとうございました！
そして今月より始まったKAC、こちらも無事に完走させていただくことができました！
『ノーリグレットチョイス』番外編縛りという、半ば自己満足のような参加となりましたが、予想を超える多くの方に読みに来ていただき、またこれをきっかけに本編を覗いて下さる方が増えたりと、本当に嬉しいことばかりでした。
ありがとうございました。
せっかくなので、裏話を含めつつ参加作品を振り返ってみたいと思います。
未読のもの、気になるものがありましたら是非とも。
ちなみに、本編はこちら↓
https://kakuyomu.jp/works/168171395588091096161、本屋
『思い出の絵本』
https://kakuyomu.jp/works/16817330653858415038番外編とのことで、タグやらあらすじをどうするか、悩みすぎて長々書いてしまった作品ですね。
そして、始めに決めた「俺の名前は○○」的な文言、いつの間にかなくなってましたね(^_^;)
ノーリス(『ノーリグレットチョイス』)の二人は幼馴染みなので、小さい頃にはこうして同じ絵本で盛り上がったこともあったのかな、という妄想から生まれました。
オチはいつも通りのタイクウです。
2、ぬいぐるみ
『「可愛い」は起爆剤』
https://kakuyomu.jp/works/16817330653940106257一作目をタイクウ視点で書いたので、次はヒダカ視点で書くぞと意気込んでいた矢先にこのお題。
最初はまた幼少期のネタにしようかと思いましたが、幼少期ですらぬいぐるみを愛でる姿が想像できないヒダカくん。
そこで以前から構想していた、「たまにはヒダカも荷物持って」作戦を決行することに。
コメディに振り切って抱っこ紐で運ばせようとか、シースルーのバッグで背負わせようかとか……私の理性が働かなかったらもっと酷いことになってました(笑)
3、ぐちゃぐちゃ
『そんな空で良ければ』
https://kakuyomu.jp/works/16817330654076557849一度は777文字でチャレンジしたいなと思っていた時に出たお題でした。ぐちゃぐちゃで始めにイメージが浮かんだのが、絵の具を混ぜるだったので、空の絵を描く絵描きさんを登場させました。
本当はランニング中のヒダカが公園で出会うおじさまのお話を聞く、というお話だったのですが、777文字にするためその場面は大幅にカット。
その結果、意図せずこれはヒダカかタイクウどっちでしょうクイズが始まってしまいました(笑)
ちなみにヒダカ、敬語は使えるイメージです。人を選んで大丈夫そうな人にはすぐタメ口になりそうですけど。
4、深夜の散歩で起きた出来事
『あわてんぼうの◯◯』
https://kakuyomu.jp/works/16817330654161738942そろそろサブキャラにも焦点を当てたいなと思っていたのですが、桜さんも時雨さんも深夜に散歩しそうにないぞ！？と言うことで、またもやゲストキャラの登場です。
何が降ってくるのが一番良いかと考えたら、なんとも季節外れなお話に。
ついでに一般の人は、天空都市のことをどんな風に思っているかなども語らせてみました。
うっかりやらかしたタイクウですが、桜さんは許してくれます(笑)
5、筋肉
『その筋肉は見えません』
https://kakuyomu.jp/works/16817330654295068545 桜さんも時雨さんも筋肉なんて(以下略)と思ったのですが、桜さんは一人でお店を切り盛りしているので、きっと筋肉もあるはず！
という発想でこの話になりました。
持たせるお酒の重さをどうしようか悩み、とりあえずすごい重さだけどなんとか持てるかなぁ？というギリギリのラインを攻めた、つもりです(笑)
6、アンラッキー7
『「七」であろうがなかろうが』
https://kakuyomu.jp/works/168173306543761517397という数字にどこか既視感があるぞと思ってキャラ設定を確認していると、奇跡的に時雨とヒダカの兄弟の身長差が7センチであったことが判明！ これは使うしかないと思いました。7センチの差が引き起こす不運ってなんだろうと考えに考え迷走もした結果、突然の少女漫画が始まってしまいました(笑)
ちなみに時雨さん、ヒョロガリです。栄養が全部縦に行ってしまった人。
7、いいわけ
『こんな僕、そんな君』
https://kakuyomu.jp/works/16817330654469736673最後なので、また二人の話を書きたいなと思いました。
いいわけ、ということで、コメディにするかシリアスにするか悩んだのですが、最後しんみりするのは嫌だなと思い、どちらも採用。
これからもこんな感じで二人は過ごして行くのでしょうね。
以上、全七作品の振り返りでした！
この試みが、世界観の解像度を上げられた、かどうかは正直謎なのですが、非常に楽しんで書くことができました。
またどこかで彼らの物語を書くことがあると思います。その時はどうぞ彼らのことをよろしくお願いいたします。