主人公
嵯峨天皇(神野親王)
6才~20才
空海(佐伯真魚)
15才~32才
いやあ、ここまで書くの大変でした(^_^;)
いちばん大変だったのは
空海を「学業優秀なだけの普通の少年」からスタートさせたことでした。
1200年かけて積み上げられた彼の金剛伝説のひとつ、
「七歳の頃出家を切望して崖から飛び降りた」ってのを聞いて
そんなガキはいないよ。
と思う夢のない大人である作者は
「生まれつきの超人なんていない。
いつどこで誰と出会ってどんな影響受けて人格を形成するひとりの人間である」
佐伯真魚を書こうと決めました。
そして何より、空海を空海たらしめた一番の支援者、
嵯峨天皇が空海よりもキャラが強くて調べれば色々(イタイ所も)出てくる面白いお方だったので、
迷わず主人公とさせていただきました。
次回、高雄山寺で密教のお宝をいちいち検品する最澄。
だってこの人密教習ったのたったの1ヶ月ですよ。その気持ちを考えると…(^_^;)
一方、どえらいものを持ち帰って来た自覚の無い空海in九州。のんびり布教。