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「湯の華」を地味に修正中です

新作を書くまとまった時間がなかなか取れないので、時間を見つけて旧作の「湯の華 ~湯小屋の乙女~」を修正中です。
と言ってもお話の筋は変わらず、従来は考えがあって三人称部分の人称をわざと曖昧にしていたのですが「やっぱりちょっと読みにくいなあ」と反省し、そこをもう少しはっきりさせる目的の修正です。また一部表現も見直しています。
一話づつ修正中ですので完了まではしばらく新旧部分が混在してしまいますが筋は変わりませんのでご容赦ください。

2件のコメント

  • 思い出したように、たまに読み返しています。
    実家で眠っていたXLR250R、さんざん苦労してついに復活させました。
    「湯の華」を読んだりXLRに触れたりすると、林道を走っていたあの頃に戻った気になったりします。でも中津川林道は通行止めのまま(このまま廃道?はないですよね埼玉県さん)、全く同じ車両なのに、XLRに乗ろうとしてもシートまで右足が上がらない…時間は残酷なまでに確実に流れて、戻ることは決してないのですね。
  • @dragonthunder様、再度のコメントありがとうございます。手直しは一応終わりました、作品を読んでいただけて嬉しいです。
    私も初バイクは当時発売されたばかりだった赤のXLR250Rで、本作のモデルになった場所を走り込んでいた頃もそうでした。中津川林道も走りましたが長くて一部の路面がかなり悪かった事を憶えています。
    当時は30年後にここまで林道周りの状況が変わっているとは欠片も思いませんでした。多くの林道が閉鎖や舗装、災害で消えてしまい、途中にあった思い出のキャンプサイトもほとんどが丸ごと消えるか僅かな痕跡のみといったところです。

    最近は何でもすぐに白黒をつけて前に進む事を迫られます、そんな堅苦しい世界を当たり前と思っている若い人たちに、あの曖昧でゆっくりと進んでいた時間の心地よさと、その時代が今と地続きである事を説明しようにも、私自身がマメに記録をとる習慣が無かったためリアリティのある説明が出来ずに、結局はSFのような別世界の話と受け取られてしまう事が残念でした。そこで悩んだ末に思いついたのが物語にする事でした。
    時間はけして戻りません、しかし幸いにも今の私たちには文字やその他の媒体で、過ぎ去った時間を表現する事ができます。様々な年代の方が本作から何かを感じてつまみ食いだけでもしていただけたら作者冥利に尽きます。ちなみに「美嬢苑」も林道小説ですので、もしお暇な時間がございましたら、ぜひよろしくお願いいたします(^^;)ゝ
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