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俺得作品を書く者

小説家なろう様にて連載を始めたのは、思い起こせば3年前の2013年。

連載という形は初めてで、完成した作品をどんなタイミングで投稿したらいいのかすら分からなかった。

それで一日3話とか投稿してみたけれど、まあ、アレですよ。
なにせジャンルはBL系ファンタジー。もうその頃にはもTUEEEっていう用語が出ていたし。

ま、どうせ自分で読みたい自分のための話だから。
というか、5桁を超えるポイントが貰える作品は、私にとっては異世界だった。

なにも知らないって強い。
だってブクマ10ぐらい入ってたから、「凄く読まれてる!」ってテンション上がってましたし(笑)

勢いのまま2作目(同シリーズ短編)投下。
もちろん結果は上に同じというか、更に下。

けれど、なろうの常識を知らない私は、「ブクマ3も入った!」という喜びを以て、3作目投下。

その頃になって初めて、「あれれ、もしかしてこの世界は、ブクマ100を貰える場所なの?」って思うようになってはいた。

でも、あんまり需要はない作風(群像劇)&ストーリー&ジャンルだってこと知ってるから(そして私の筆力もごもご)、そんな夢のようなことは起こるわけがないと思っていたっけ。

しかもその頃には主人公達を一番作者が気に入ってしまっているという、ドツボにハマって気付けば3年。すでに160万文字超え(なろうではわりと普通らしいけど)

でも楽しいからしかたないよね?
3年前はただの鬱少年が、今や皇帝を目指している。大人へと成長していく主人公を書くのが楽しい。今度はどんなふうに虐めようかとか(ぇ

でも最近ちょっぴりブクマが増えてきて、あの頃は夢だと思ってたブクマ100も超えてしまった。そしたらさ、読者のことを必要以上に意識し始めている自分がここに。

それって大切なことなんだけど、俺得作品書いている身としては「筆が進まない」という症状を発症中。

ちょっとヤバい。
初心に戻らなきゃ……。
自分が読みたいと思うストーリーを書くことが楽しかったあの頃に。

これからどれだけ続けるのかは不明だけど、自分が納得できるところまでは書きたいなぁ。

2件のコメント

  • 書くのが楽しいって気持ちは大切ですよね。デビュー作が良かった作品が、2作目から仕事として書かされている感じがして、デビュー作にあった良さがなくなる場合がありますから。
    書くのが楽しいって感覚を大切にして。その上で読者の事を考えるようにするという感覚を持てば小説家として、人間として成長すると思います。
  • 時流・シャナ・氷ノ華様

    勢いで書いる時は楽しいぶんだけ、なぜか誤字が増えていく謎の減少に見舞われます(笑) 逆に苦しくなってくると誤字よりも内容的にあちゃーってことが……。ちょうどいいバランスって大切ですよね。楽しくかけて、さらに読者に読みやすいように工夫ができるように、精進しよう……。
    コメントありがとうございました。
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