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第7話です! 少し間が開きましたが…

前回から、エールと石炭についての小話をしてまして。やっと石炭です。

まず、石炭は「化石燃料である」という一般的な認識から始めます。
(と、いうのも、石油って実は化石燃料じゃないかも?って話が出始めているから)
この話しはまた違うところで、まず石炭。

この世界では、石炭(コール)と上質な石炭(コークス)が出てきますが、基本的には同じモノです。
じゃあ?ですが、コークスは石炭を原料にした燃料である。コレ。
簡単には、「薪」と「木炭」の関係です。
「乾溜(かんりゅう)」という、酸欠状態で加熱することで、燃えずに炭化させ、不純物(硫黄化合物、水素、その他)を取り除き、炭素だけにしたモノがコークスです。
その性質上、排煙が出にくく(主に一酸化炭素)出ても可燃性なので一緒に燃える。=高温になる。
残りカスもコールタールや、軽油、硫酸等、使い途が在るので(火力発電や、道路、木材の強化等)以外とエコなのです。本来のコークスは主に製鉄に使用。
高温、それも鉄を融かすレベルなので、お話では「魔術式で機関を強化」している事にしています。(やっと繋がった!)なので、軽量化=小型化が出来たのですが、それでも頑丈に造るので(アルミ合金はまだ高価!)重いんです。エルのポニーは普通の蒸気機関を載せ換えている。
問題は冷却ですが、蒸気機関ゆえに水を循環させている、という事にしました(;´∀`)<その方が早く沸騰しますしね!後は、内燃機関と違って、馬力と排気量のバランスがイマイチ伝えれないといいますか。まあ、デカい程ハイパワーは正義です。以上でした!

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