いつも応援ありがとうございます。
伊勢産チーズです。
この近況ノートを読んでいるということは、もう2章を読み終えたということでしょう。そうですよね?そう思ってゴリゴリネタバレありで話しますよ?
はい。まず、2章『種を蒔くものたち』はいかがだったでしょうか?
個人的に、60点くらいだと思ってます。
かなり反省点が多い章になりました。
特に最初の方は雑だったかな、って思っていて、やる気があれば修正をしたいと思ってます。
ちなみに1章は85点くらいです。
なろうからついてきてくれている人なら知っていると思うんですけど、この『君に捧げる【英雄録】』って滅茶苦茶自己投影して書いてる作品なんですよね。アイル君に。
2章も自己投影させまくりました。
まず、序盤。
アイル君は『見る側』から『見られる側』へ。
『期待する側』から『期待される側』になることで、より良い主役(英雄)になりたいと思うようになります。他の英雄(【迅姫】や【淑姫】)と自分を比較して、変わっていこうとします。
……はい。
それはまんま「2章を書いてる伊勢産チーズそのもの」でした。
書き上げた英雄録の1章が予想以上に評価され、続きを待ってくれる人ができ、僕は「もっと良い物語を」「もっと人に喜んでもらえる小説を」と考えるようになっていきました。
色々な他の小説を読み漁り、「どうすればこの小説のように面白くなるのか」……と、1章を書いている時に自分の中心にあった自分勝手さを忘れていました。
……正直、あまり言いたくないのですが、途中でかなり参ってしまっていた時期がありました。小説を書いていて初めて感想以外で苦痛を覚えました。ストレスからかは分かりませんが、逆流性食道炎にもなりました(←ヤバい)
うーん、うーん、と悩んで。
どうしようか、と考えて。
先の物語を書く手が止まりそうになったとき、僕は1章を何度も読み直しました。
自分勝手に書きたいことだけを書いていた時期の自分の文を読み直しました。そして、終盤のケルベジオ戦を書き切ることができました。
……はい。
まんまアイル君がケルベジオを前に立ち直るところですね(^_^;)
あの「何度も【弁慶童子】戦の軌跡を辿ることで元の自分を思い出していくシーン」は、そこで思いつきました。
元々頭にあったとかではないです。
2章を書き始める時点で頭にあったのは「『種を蒔くもの』の真の解釈は『火種を蒔くもの』である」という考えだけでした。
あ、それと。
2章で自分が一番熱いと思ってる話が『21話:種を蒔くもの』なんですけど、その話の更新報告をしたツイートが書籍化作家さんたちにどんどん広がっていって、まるで本当に火種が飛び移っていってるような感じになってたのは、本当にすごいと思いました。鍋敷先生ありがとう!
ということで、『君に捧げる【英雄録】』は現在進行形で僕の物語になってるんですよ。面白いですよね。
3章から先はどうなるんだろう。
構想は既に練っていってるんですけど、2章と同様でどんな化学変化を遂げていってくれるのか楽しみです。
話すことはこのくらいでしょうか。
あ、そういえば、2章を書いている間感想を返すことが全然できてなかったので、少しずつ返そうかなって思ってます!
できれば『25話:決着』に感想をお書きください!
それでは!