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『笑わない王女の心を読んだら、なぜか僕にべた惚れしてました』完結!!

標題の通り、本日分の更新で最終回を迎えました。
ここまでお読みいただいた読者の皆様方、40万字というボリュームの物語にお付き合いいただきましたこと、改めて感謝いたします。本当に本当にありがとうございました!

…いやー、連載一年かかってしまいました。
去年の5月から始めたのでほんと丸一年。
当初はこういう想定ではなくて、半年くらいで終わるかな~と気軽に考えていました。
でも書いていく内に「ん?高校二年生の重大イベント全部書かなきゃいけなくない?飛ばせなくない?これ結構大変っていうか半年で終わらなくない?」と気付き一人で戦々恐々としていたのは内緒ですw

高校のイベントをスルーできなかったのは、そもそもこの物語のコンセプトが「最高の青春時代」だったので、避けるという選択肢はありませんでした。
なので「ええい書ききってやるわ!」と腹をくくった次第です。
ちなみにもう一つのコンセプト「運命なんて知ったことか」もあるのですが、それはあとがき的な内容の「お品書き」で解説することにします。


とにもかくにも、一年の連載が終わって今はホッとしております。
最終回というだけあってこれで最後です。
色々謎の部分は残っていると思いますが。。。それは次回作とか、世界観が繋がっている作品とかで語れればいいかな、なんて考えています。

彼らの十年を見たいというご意見もあるかもしれませんが(作者も読みたい)、気力的な理由により、今はこのままにいたします。
ちなみに構想はあるんですよ。
先に美波さん達が卒業してしまって再びボッチになって三年生を過ごす孝明。しかし後輩たちの生徒会(全員女子)から、あの伝説の生徒会(美波さん時代)メンバーがいる!?先輩手伝って!と無理矢理に生徒会相談役にさせられてしまい、色々な問題を解決するうちに彼女らと打ち解け、なんかハーレムっぽくなって、美波さんに嫉妬され突撃くらう……みたいなラブコメ展開が(書くとは言ってない)

えーと。
それ以外にも、実は色々と書ききれなかった要素がありました。
生徒会SNSのこととか、互いの氏名に関するやりとりとか、皆でプールに行ったこととか、文化祭前の事件に伴うコミカルなお話とか。それらは本筋を優先するため、泣く泣くカットしました。
ミニストーリー的なお話なので、もし書籍化のお話があったら書き下ろし要素として入れられますねふふふ(目が本気

このように作者は色々考えておりますが、今は新作書きたい欲が高まっているので、次は新作でお会いしたいと思います。


最後に読者の皆様へ。
本作は私がカクヨムで連載している作品の中で、一番反響があった作品となりました。星の数があっという間に増えていく様は作者ながら呆然と眺めていました。
ラブコメという流行の力とタイミングのおかげとわかってはいても、やはり物凄く嬉しくて、一年も執筆を続けられたモチベーションになりました。
フォローもそうですが、何より応援が嬉しかったです。最後に行くに連れコメントも増えていって、最新話を追ってくださっている方々の存在にいつも励まされていました。
この場で改めて御礼の言葉を申し上げます。
もちろん応援いただいた方だけではありません。PVの推移を見ていると、いつも読みに来ていただいている方々の存在を感じられました。あなた方のおかげで、私は楽しく執筆することができました。

またヒロイン葛城美波のイラストを書いていただいた西フロイデ様のお力も非常にありがたく、やる気を引き出していただいておりました。ありがとうございます!

本作はここで終わりますが、機会があれば孝明や美波さんが顔を出すかもしれません。
そのときにまたお会いできれば嬉しいです。

引き続き伊乙式は新作を書いていきますので、今後ともよろしくお願いいたします!


2件のコメント

  • 完結お疲れ様です。
    序盤で笑わない美波さんが脳内でデレるところで一気にこの作品のファンになってしまいました。
    心を読める主人公×タイムリープするヒロインというSF要素のあるこのラブコメ作品はどんどん話に引き込まれていきました。終盤、物語のラストは「理不尽な運命に抗い、ヒロインを笑顔にする」展開だと想像はできましたがそこまでに何度涙腺崩壊させられたことか。こんな名作に出会えたことに感謝しかないです。
  • C766188様

    こちらにもコメントいただきありがとうございます😊
    もったいないお言葉の数々、恐縮しきりです!
    読んで頂けて作者はもちろんキャラクターたちも喜んでいると思います。
    ありがとうございました!
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