犬屋小烏本部

マリアは母エヴァとの母子家庭であった。エヴァはヨセフと再婚し、五才のマリアは山小屋で幸せな家族暮らしをしていた。 ある日、エヴァの元に再婚前の住所へ帰れと報せが来る。嫌々ながらも…

不思議シリーズ「ティータイムはアナタとともに」の続編。王のいない王都・フロンティア・ガーデンを舞台にした話たちです。

橋の上から下を見る。川には桜の花びらが浮かんでいる。流されていく花を見ながらこう思う。

どれが生きている事実か。どこからが死者の見てきた真実か。 あなた方が見つけられない限り、ぼくらのかくれんぼが終わることはありません。 さあ、かくれんぼの時間です。

正式キャッチコピー「遊園地のおばけ屋敷の受付のバイトで先輩が俺のスマホに入れたアプリの名前は「あべのせいめい」！ 」です。 陰陽師、安倍晴明とは全くの無関係です。 遊園地のおばけ…

一通の招待状から始まる奇妙なパーティー。ゲストたちは無事に帰ることができるのだろうか。 四つの短編からなる物語です。

30人による同窓会。条件は一人一つとっておきの話を用意して参加すること。 独立した短編を集めた長編です。お好きなものをお選びください。 集合場所はあの場所、あの時間で。 既…

夜に何かを待つ。待っている何かは来ましたか？答えは決まっているのです。だって…

どこにでもいるような少女。どこにでもあるような町。どこにでもあるような日常。 それに疑問を抱いた時、不安の足音はどこからか聴こえてくる。 例えばそれは、波風に乗って。

改めまして、面白いホラー動画を探したい暇人Ｘ人組でっす！ ホラー動画を紹介する４人。 それを楽しみにしている僕。 ある時更新が止まり、久しぶりに投稿された動画とは…？

最後の落ちは読み手次第。 あなたの読む「彼女」は、最後にどうなりましたか？

森の中にある霧に包まれたある屋敷。 そこに迷い混んだあなたはお茶会へ誘われます。 さあ、どうする？ →ぜひ！ 嫌です。 逃げる

「私」の中には、「愛」の中には何が入っているのでしょうか。 友人である彼女の隠そうとした過去とは…

「みなさん、私のとっておきの話、聴いてください」 昔たくさん遊んだ友人のこと、覚えていますか？その友人がその後どうしたか、知っていますか？ 忘れちゃった。もう連絡だって取ってない…

明日、大切な人にあいにいく「私」のさいごの夜の話です。 そのガーネットの色は何の色？

耳の聞こえない主人公。彼が初めて心から聞きたいと思った音はなんだったのだろうか。 雨が結んだ恋の話です。 主人公の耳が聞こえないという設定のため、手話を使って話しているイメージ…

趣味でホラー小説を書いてきた「私」。 いくつものホラー作品を書くうちに見え始めたあるものとは。

記憶を複製し移植するという技術があったとする。それを用いてビジネスをしようとする人がいたとする。 全ては「もしも」「例えば」の話である。 もしも、その技術を用いて生きている人の体…

少女と人形の話です。 人形は変わらない物。そう思っていませんか？

例えば瓶ラムネという世界があったとして、その中に囚われるビー玉をあなたはどう見るかという仮想の話。 全部は思い込みです。

「一人暮らし」を始めた男女の話。 実は、同じ部屋に住んでいます。 …え？

恋をしたことのない自分がただひたすら恋について考える話。 こんな最後の恋、どうですか？

「お迎えにくる」は比喩として「死」をあらわすそうです。

酷い遅刻癖のある青年が自分の生き方を語る。 見ない父。いない母。異様な体質。 それらと付き合っていけるのは、理解してくれる人がいたからである。 「桜ヶ原小学校同窓会へようこそ」…

生まれ変わる先の希望を聞いてくれる神様がいる世界で「猫になりたい」人が激増する話です。

お食事中の方、特に中華まんを食べている方の閲覧はおすすめしません。 虫表現、というか虫そのものが出てきます。何度でも言いますが、不衛生ということではありません。立地的にアイツが来…

異世界転生者が語る、アイテム収納箱についての話です。 ファンタジーではなく、ホラーをメインとした作品です。

地元にあるほんの少し不思議な屋台。 今回のメインは友人と食べに行きたい暇人くんの話。

『七ページ目を追いかけて』の『三つ目は猫ノ集会』から、主人公たちが辿らずに済んだルートです。 主人公たちは猫たちに「無罪」と見なされた。なら、もし「有罪」と見られていたら？ ※猫…

同窓会で町内バスについて熱く語るバス大好き少女。 バスが好き。見るのも乗るのも大好き。 でも、それ以上に「あの」車掌さんの乗るバスだから彼女は特別好きになった。 片想いで終わる…

突然押し掛けて住み始めたいじめっこ。 長年付きまとわれた木下は扉を閉めた。

ホラーシリーズの「あの」地下通路に関する話をまとめました。にゃ

ホラーシリーズの「あの」歩道橋から繋がる話をまとめました。 お菓子が好きな妹、食べることが好きな姉。ただ純粋に好きでいられればよかったのに、その先に手を伸ばしてしまえばどうなるか…

ホラーシリーズの「あの」両隣の家に関係する話をまとめました。

ホラーシリーズの中から関連する「あの」廃病院についての話をまとめました。

届かなくなった文。 溜まる写真だけのメール通知。 何も知らない画面越しの友人は、私に何を伝えてきているのか？

幼き冒険者よ。今こそ君に伝説の開示を… 「パパー、お昼御飯出来たわよー！」 はーい！今行くよ、ママー！

隙間には妖精さんがいると信じ続けた小隅さん。 貴方のことは忘れません… 多分ね！(笑)

主に小説として書いた作品を詩としてまとめた作品です。 もちろん、それ以外も載せています。

激弱悪魔たちは神様の手によって転生したようデス。

夜の間だけ動く写真。 写真の中から見た「外の世界」はどう見える？まあ、関係ないけどね。写真は写真で時間を重ね続ける。ミルフィーユみたいにね。

自分だけの特別な商品を選ぶ時、あなたなら何を基準に選びますか？ 彼女の場合はこうみたい。

バケツの中身を地上へ降らせる仕事を持つ天使がおりました。天使は神様から「地上への贈り物」であるバケツの中身をいただき、それをてきとうにふりかけます。 それはもう、てきとうな作業で…

人生でたった一回だけ利用できる通販サイト「誕生日登録」。 いつ、どんなプレゼントが届くかは不定です。

これは僕たちと同級生たちが選んだ「結果」の一つさ。 さあ、僕のとっておきの話、さいごまで付き合ってよね。 桜ヶ原を巡る七不思議、一つ目。

ホラー動画を見た私と友人は、その動画が撮られた病院へ行く。 そこで鳴る電話をとった後から始まる、私たちが経験した怪奇現象とは…

これは、もういない俺の両隣の家に住んでいた人たちの話である。 （この話はフィクションです）

大きな大きなカメ？の甲羅を見つけた。 甲羅を持ち帰った伯父さんは後日…

三つの事件を例に挙げ、連続して発生する異常事件の共通点を探す。 これらの事件の原因はなんなんだろう？ ポケットに入ったままのモノに気づかないまま報告書を書いていく僕。

夏休みを利用して父さんの勤める工場のある町へ遊びに来た俺。楽しかったはずの夏休み。 あの日を境に俺の世界は変わってしまった。