一年後、もしくは二年後、それよりずっと先かもしれない、自分に向けた『今の自分』を記録するための備忘録。
お付き合いくださると幸いです。
嫁さんの趣味に引きずり込まれるようにして、本当に何気なく始めた創作活動。
始めてから早い物で、まる二年と半年ほどが経過したようです。
いや、早いようで長かったかな。
もっとやっていたような気もしたのですが、処女作の執筆開始日を見たら2014年11月でした。
私なんかその程度のもので、もっと長く執筆してる方々や、本気でプロを目指している方々が大勢いる中で、ひっそり混じっている事に申し訳なさを感じながらも、趣味でだらだらと続けていければと思っています。
肝心の嫁さんのほうですが、執筆はとっくの昔に離脱して、いわゆる読み専の人として「小説家になろう」に住み着いてます(笑)
さてこの度、自身の活動を振り返りながら、こんな私の自己紹介にでもなればと思い、だらだらと書いていきます。
私の創作活動の原点は、現在公開中のゲームチェンジャーという駄作が処女作です。まあ読み返してみれば酷いありさま(笑)
二年半前の自分が書いたとは言え、もはや黒歴史に近い。
処女作から超長編に挑むとは、愚行以外の何物でもない。
ストーリーの骨組み自体は悪くないと思うのですが、如何せんプロットもなしに描き始めたために、無駄が多い。それでも読者さんがついてくれているようなので、どうにかストックを放出していますが、実は第二幕までしか書けていない事実をどうするか悩んでいます。
間もなく、ストックが底を突きます(笑)
書き始めの素人でしたが、ノンテンプレの歴史ジャンルにも関わらず、小説家になろうでブックマーク500以上を獲得し、寄せられる様々な重圧に耐えきれなくなり、全て処分してしまったという過去があります。
処女作を処分した後、異世界ファンタジーに手を出してみました。
チートだらけの異世界で、全く無能な若者がまかり間違って無双するというストーリー。
ある程度プロットを作り走り始めたのですが、キャラ設定が上手くいかず、特に主人公の個性を演出しきれない作品になってしまいました。
脇役やヒロインが個性あふれるキャラになっただけに、実に残念な結果で終わったと思います。
物は試しと言いますが、これはこれでかなりの糧になったと思っています。
そこでの失敗を活かして少しばかり勉強。
一先ずは短編や中編で完結させる事を覚え、そうして場数を踏むべきだと考えました。
試しにまず短編。
一人称スタイルを二人称ぽく仕上げてみようと思い、思いつくままに何も考えずに書きなぐったのが「読んだらだめな異世界小説(ry」です。
あれは構想から書きあがりまで三十分とかからずに突貫で仕上げたのですが、意外な出来栄え。
次から次へと入る★とお褒めのレビュー。
短編有利と言われるカクヨム界において、唯一短編が伸びない異世界ファンタジージャンル。その中で週刊ランキング17位まで食い込む大健闘を見せました。現在の★は163個を頂戴しています。
そりゃもうここまでくれば満足ですよ。よってそこで短編は卒業。
その後、練習として生み出された作品は幾つかありますが、ほぼ未公開の作品です。
ニートが幼馴染の極道と異世界へ転移して大騒ぎする中編や、中二病を題材にしたロボット物、保険屋さんが異世界に転移して奴隷商人になる話し、モブに転生したけど勇者を守れなかったから自分で頑張る話、など。色々と書いてみました。
その中でもある程度完成度の高かった「ゴッド☆ちっぱい」を公開。歴史ジャンルの週間ランキング1位を獲得し、トップページに乗った事に気を良くして漫画原作コンテスト(?)へ参加させました。
タイトル詐欺と言われた作品で高評価だったと思うのですが、如何せん歴史ジャンル。コンテストに参加するまでは歴史ジャンル1位(ここ重要テストにでますよ。イックーさんより上だった時期があるのですよ)だったのですが、コンテストに参加したことでランキングから抹消され、参加中はPVが回らず、そのままお蔵入りで御座います。
その後執筆したのが「ざんりゅう☆しねん」です。
今までとは全く違う物を書こうと思い、あえて現代が舞台で、しかも恋愛要素を入れ込むという無謀なチャレンジに取り組みました。
実は、これが本当に自分の糧になりました。
あえて苦手ジャンルに手を出すというのは、己の得手不得手がはっきりと見えますし、己のスタイルのような物も見えたような気がするのです。
特に一つはっきりしたのは、ホラーだけは絶対に無理だとう事(笑)
当初「ざんりゅう☆しねん」はホラージャンルの予定でした。
しかし書いてみて、どうにもホラーにならない。
自分が怖いの嫌いだからでしょうか、まあまず怖くならない。
ホラー映画なんて絶対に見ませんし、基本的にはホラー小説も怖くて読みません。だからホラーがどんな物かも知らないので、どうにも怖い展開が書けないのです。
そうして現代ドラマへと移行。
数は少ないながらも読者さんがついてくれ、仕事の忙しさもあってショートカット気味に完結させたわけですが、十万時の長編を完結させた事、これもまた大きな糧になったと自負しています。
そんな中で始めた「埋もれちまった悲しみに」という作品集。
私は書く方もやりますが読むほうも大好きで、作品へのレビューだけでは物足りなくなり、ああして形にする事を選びました。
おおむね好評かとは思うのですが、ひとつだけ謝罪したい事があります。
それは、私の作品の中で評価したことで、実際に私がその作品に★を入れるのを忘れているとうい事(笑)
いや、笑い事じゃない。
気付いて入れに行く事もあるのですが、タイミングが……ね?
意図的にやっているわけじゃないんですよ。
これ、本当に、忘れてるんです(;^_^A
そんなこんなしているうちに、まだ歴史ものを書きたい衝動にかられ、ざーっと作ったのが「覇王の秘密」です。
あまり史実を曲げる作品が好きではない私は、どうせならほぼほぼ史実のまんまの作品を書いてやろうと思いました。
そして、歴史ジャンルなんてどうせ好きな人しか読まないんだ、という勝手な割り切りの元、戦国時代と呼ばれる時代にある程度精通している人しか理解できないような内容で仕上げてみました(笑)
こちらはまだ評価数が少ないのですが、どうも好評。
私の狙い通りの予備知識をお持ちの読者様には、結構な角度で深く突き刺さったようです。
こんな感じで振り返ってみましたが、現在は二つの新作を書きかけています。
ひとつは「ゴッド☆ちっぱい」の続編です。
そしてもう一つは、全くの新作。内容は企業秘密です。
どちらも焦ることなくゆっくり書いて、完結もしくは完結が見えた段階で公開しようと思っています。そのため、公開がいつになるかは未定です(笑)
ここまで読んでくれた方、本当にありがとうございます。
いるのかな?
まあいたら、ですが。
ここまでスクロールした方限定で『埋もれちまった悲しみに』への自薦他薦を受け付けます。
いや、希望している人がいれば、のお話です。
そうでない人は、軽快にスルーしてください(笑)
自薦他薦のルールについては、大変お手数なのですが私の近況ノートから「『埋もれちまった悲しみに』紹介作品募集 ②」を参照ください。
ではでは、長文駄文にお付き合いいただき、誠に有難うございました。