• 現代ファンタジー
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考えずに書いた「下書き」こそが才能や想像力の上限である

カクヨムは下書きのつもりで何も考えずに書いている。まさに「下書きのつもり」というノリこそが毎日の執筆習慣を下支えしている。

下書き。まるで「推敲することによってさらに良いものになる可能性があるテキスト」と言わんばかりの表現である。思い違いも甚だしい。

おれの経験では、下書きの品質こそがおれの物書きとして発揮できる限界品質なのである。なにも考えずに手癖でタカタカターンってキーボード入力したテキストこそがおれの能力の上限値なのである。

「下書き」を推敲で枝葉末節を書き直したことによって向上するクオリティなんてものは、ことおれの書いたものについては「誤差」にすぎない。ひと筆書きでこの世にあらわれたものこそが、おれの現時点における実力であり、逃げも隠れもできないおれの才能すべてなのである。

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