お昼に公開したものですが、加筆しました。
一部、現代語に意訳した部分を増やしました。
ところで、名前が思いつきません。
刀装品である
初めの方から出ている、笄(こうがい)。
名前が思いつかないばかりに、書いては消される存在の小柄(こづか)。
それから、手鏡、簪、鍔、、、
笄は、端が耳掻き、その反対が頭、掻きになっている細い棒。
小柄は、紐や手紙の封を切ったりする小刀で、
二つとも刀の鞘の内側に収納用の溝が作られていて、はまっています。
美しく装飾されて美しい実用品です。
せめてこの二品だけでも、誰か名前をつけて、、、
麒麟堂の「螺鈿の硯箱」の次の話は、妖しの方々がメインです。