神崎郁

俺は、一つ下の中学からの後輩の美少女、白椿茜に告白された。 ようやく俺にも青春がやってくるのだ。そう思っていた。 「実はこの告白、ぜーんぶ嘘なんです！」 そう、彼女の告白は…

春の中にぼくらはいる。 きみは悲しそうにぼくを呼ぶ。

貴方の言葉なら世界だって変えられる。 そう思えた。

僕と彼女、春野千咲は幼馴染だった。 中学に上がってから彼女は写真を撮ることに固執し始め、やがて交通事故でその命を散らした。 抜け殻のように生きてきた僕が、想い出の場所で彼女が遺し…

忘れたいと、ただ嘘をつく。

入学式の日、孤立していた俺に黒瀬悠は友達になろうと言ってくれた。 秘密で友達関係を続けていたが、黒瀬は俺のことが好きだと、俺が別の女子に告白されたことにより明らかになる。 一体俺…

俺はバレンタインが気持ち悪くて仕方がない。

クリスマスはやっぱり嫌いだ。

深夜にもなって小説を書く。彼女が綴っていたような物語を書こうと思った。

先輩に想いはまだ伝えられていない。

こんな街、壊れてしまえ。