• 恋愛
  • 現代ドラマ

剣道女子のアメリカ生活での話が、モチーフだったりする

カクヨムコン参加中の「不幸を背負って、親父は笑顔で逝った」ですが。

「幸せ」と「お金」を等価交換する力を、作中で取り扱っています。これね、元になったアイデアは、実はアメリカ留学時代に出会った、剣道部メンバーとの会話からなんですよ。

そんな大事なアイデアを授けてくれた人物とは!


「指がちょっと切れたくらいでさわぐんじゃねえ」のジャッキーです。そう、ちぎれかけた腕を自力で縫合した豪快親父です。(詳しくは拙作、「剣道女子、アメリカへ渡る」をお読みくださいw)

彼はね、占いが得意らしいのです。
英語では、占い師のことをFortune teller 、つまり幸運を告げるもの、と呼びます。

でね、ある時ベトナムレストランで、ジャッキーが言ったのです。

「俺は占いが得意なんだぜ」

「えー、じゃあ占ってよ!」

「チッチッチ…タダじゃあ占えねえなぁ」

「なんでよー」

勿体ぶりやがって!と思ったのですが、次のセリフが、今となって創作に生きたのでした。

「占い師っていうのはな、幸せになる術を告げるんだ。その途端、占い師は相手の幸せを導く代わり、自分の幸せを失う。だからな、それを補填するために、金をもらうんだよ」

「けちー!」と思いながらも、ああ、なんとなく腑に落ちるな、と思って、頭に残ったんですね。これが、「不幸を背負って」のストーリーを考えてた時、たまたま記憶の中から掘り起こされまして。

それでこの作品のベースが出来上がったのでした。

ジャッキー、アイデアくれてありがとう!

3件のコメント

  • もう、ジャッキーかっこいいんだなぁ!
  • いかついアメリカン占い師ですか。
    キャラ濃いですねw
    小説向きかも。
  • 山の手さん
    ジャッキーはね、なんか、色々逸話がありました笑

    小濱さん
    見た目もスキンヘッドのチャイニーズアメリカンだったので、マフィア感ありましたw
コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する