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「こんなはずじゃなかった」という言葉の重み

もうコメントとかでもちょいちょい書いてますが、「不幸を背負って、親父は笑顔で逝った」の主人公のモデルは横海の父です。

秀明は大分美化されてますが、こういう、なんというか人間臭い人でした。誰とでも仲良くなって、なんとなくその場を笑顔にさせるような人でした。

ただ、人よくてお調子者なので、ほんとーに、いいように使われちゃうんですね。そういうところを、ちょっと残念な人だな、と思っていました。

私は父親とは、大分喧嘩をしました。
結構ひどいことを言ってたな、ホントやな子どもだったな、と、今になって思います。

だから、私のことなんか、きっと嫌いだろうな、近所でもどこでも、悪口言ってたんだろうな、と思ってたのです。

でも、亡くなった後。
近所の人は、父が私のことを、自慢げに話していたと教えてくれました。ほんとによくできた子どもだった。俺の血だな、なんて。

悪口なんて一切言ってなかった。父が人伝に残した言葉は、家族への感謝にあふれていました。

そんな父が、晩年「俺の人生はこんなはずじゃなかった」と、言っていたことがあります。物語で描かれていることは、創作もたくさん入っていますが、あまりいい人生を歩めた人ではありませんでした。

目立ちたがりな父の姿を、多くの人の目に触れる形で残したい。そう思って書き始めたのが「不幸を背負って、親父は笑顔で逝った」です。

おかげさまで、今月で3000PVを達成しました。
本当にありがとうございます!

天国で、父が喜んでくれるといいなぁ、と思いつつ、まだまだ荒削りな部分もあるので、もう少し推敲は重ねたいと思います。

さて、ほかのとまってるやつも書かねば、、

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