本作を読んでくだすった皆様、ありがとうございます。
さて、本作の空母蛟龍の任務が元々「特攻」であることと、元の世界の時代背景から、特攻隊(特攻隊員)が本作に登場することは、言わば必然だった訳ですが、いざ書いてみると、やはり重くなりました。
外国人が特攻隊をなかなか理解できないことと同様、異世界人も、理解に苦しむんじゃないかと思い、ああいう書き振りとなりました。
元の世界では、これから硫黄島の戦い、本土空襲の激化、沖縄の戦いと時間軸が回って行く訳ですが、異世界で無双する日本軍と、絶望的戦いを強いられる現実の日本とが、どう絡まって行くのか、頭を悩ませながら筆を進めたいと思います。