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【空想法廷ストーリー】「逆転裁判!」

※今から書くことは、すべて妄想です。

Fテレビが前社長と元取締役を提訴したそうな。有名タレントN氏が局アナA子氏に「性暴力」をふるった件について経営者として適切な対応を取らなかった云々。

ネット上では50億円という巨額な賠償請求額とともに、スキャンダルとなった事件に関する責任をめぐって「あーだ」「こーだ」の激論が飛び交う。

そこで、妄想が芽生えた。

これ、「狙いがあってやってる」としたらどうなのよ?

被告の経営責任を問うためには「事件の報告を受けて適切な対応を取ったか(怠ったか)」を議論する必要がある。もちろん法廷で。

となれば「事件」の実態がどんなものであったかをつまびらかにしなければ、対応の適否を判断できないではないか?

当事者間の守秘義務云々に関係なく、「事実確認」が求められることになるはず。

そこにはN氏、A子氏双方が登場し、「真実」を語ることになるのでは?
(陳述書という形かもしれませんが)

法廷内のみでの開陳で、外部には漏らさぬことという条件付きになるかもしれない。それでも、である。

もしも、もしも被告側が「対応に問題なし」として勝訴すれば、「そもそも事件自体が『性暴力』と呼ばれるような事案ではなかった」という司法判断が推量される。

それをもってN氏の名誉が回復される。

そういう帰結がありうるんじゃない? ひょっとしてそれを狙ってるんじゃないの?
現経営陣も第三者委員会の報告書はいきすぎだと思っているんじゃないの?

F氏のセクハラまで巻き添えにする必要なかったんじゃないの、とか?

となれば、原告&被告双方が同じ目的(=第三者委員会の報告書否定)を目指した、いわば「出来レース」なんじゃないの?
ディレクター上がりの前社長は、そのくらいの脚本を書けるんじゃなかろうか。

「俺たちはどうなってもいいから、法廷に持ち込んで白黒つけてくれ!」

ってなせりふが飛び交っていたとしたら、これからどうなるのか?

まあ、妄想なんだけどね。

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