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趣味の近況報告。文字で伝えるのは難しい……。

ここ1週間くらい、「ダイソーDIY」に凝っていた。

百均材料で工作をしようということなのだが、目標は「百均エアブラシ」である。(プラモデルの塗装に使いたい)

きっかけはYouTubeの動画でそういうものを目にしたため。
その動画では、こんな素材で工作していた。

【元ネタレシピ】
 ①園芸用霧吹き(ペットボトルタイプ)
 ②木製スティック
 ③ドレッシングボトル
 ④化粧用スポイトセット
 ⑤細径ストロー(直径4mm)
 ⑥プラバン(0.3mm厚)

要するに「吸い上げ式エアブラシ」の簡易版を作るものである。
工作ネタとしてはよくできていると思う。

材料費は600円(プラス消費税)という計算になる。

なのだが、②の木製スティックを使う工作過程が結構大変である。
もう少し簡単な方法がないだろうかと、考えてみた。→あった。

【時空研式レシピ】
 ①園芸用霧吹き(ペットボトルタイプ)
 ②化粧ボトル(ケース付)
 ③化粧用スポイトセット
 ④細径ストロー(直径4mm)

以上である。材料費は400円(プラス消費税)。節約できる。

②の化粧ボトルを使うところがミソ。3個入りだが、使うのは1本。
蓋の直径はドレッシングボトルとほぼ同じ。穴の開いた中ブタがボトルの口に差し込まれている。これを外して活用する。

【工程】
 ・②のキャップ中央に直径1ミリの穴をあける。(+空気穴1つ)
 ・①のノズルにホットメルトを塗った②の中ブタをかぶせて接着する。
 ・穴の開いたキャップを中ブタの下側に、ホットメルトで接着する。
 ・上記のキャップにしたからスポイトの針を挿入し、ホットメルトで接着。
  (針の先端が、ノズル穴の中央に当たるように調整)
 ・スポイト針の下から適切な長さに切ったストローを挿し込む。
  (差し込みは結構きちきちなのでそのままでも使えるが、ホットメルトを塗ってから挿せば完璧だと思う)
 ・化粧ボトルに塗料を入れて装着すれば準備完了。

以上である。
木製スティックを切って組み立てる必要がないので、めちゃくちゃ簡略化されている。グルーガンと手動ドリルさえあればすぐにできる。

【使用感】
 ・一応使える。
 ・ペットボトルは炭酸飲料1リットル以上の空きボトルを使うと良い。
  (炭酸入りは圧力に強いため)
 ・手押しポンプで空気をためるが、50回押してスプレー時間は10秒くらい。
 ・つまり、何度も手押ししないと使えない。

バッテリー式の簡易エアブラシでも1万円以上はする。費用440円でエアブラシが使えるなら安いとも言えるが……。スプレー缶で良いんじゃね? という気もする。

なので、さらに改良案(?)を考えた。

【時空研式なんちゃってエアブラシ②】
 ・使用材料は手動式エアブラシと同じ。
 ・(たまたま手元にある)充電式自転車空気入れを活用する。
 ・コーラなど炭酸飲料のキャップ(1リットル以上用)を拾って来る。

【工程】
 ・手動式エアブラシを完成させる。
 ・噴霧器の手押しバーを取り外す。(ねじ込みキャップを外すだけ)
 ・コーラキャップの中央に直径7㎜の穴をあける。
 ・あけた穴の内径を棒ヤスリで削って調整する。
 ・その穴に内側から空気入れ付属の風船用ノズルをねじ込む。
  (ねじ部分根元と、キャップ内側境界部にホットメルト塗布)
 ・でき上がったキャップを噴霧器にきっちり装着する。
  (ねじ込みがあまいと空気が漏れる。きつめに装着)

【使用方法】
 ・充電式空気入れの自動停止圧力を「3kpf/cm2」に設定する。
 ・空気入れのスイッチ・オン!
 ・ノンストップでエアブラシを使用できる!

充電式空気入れは3000円以内で買えると思う。つまり3500円程度のコストで、不格好だがエアブラシが手に入る。

【メリット】
 ・圧倒的なコスパ!
 ・DIY工作の楽しさ。
 ・化粧ボトルとストローがたくさん余る。
 ・充電式空気入れはタイヤに空気を入れることもできる!

【デメリット】
 ・でかい!
 ・空気入れがぶら下がる格好になる。重い。
 ・空気入れがうるさい。
 ・工作が華奢なので、取り扱いに気を使う。(でも、壊れても440円!)

【注意書き】ピンポ~ン!
 ・すべて自己責任。
 ・炭酸飲料ペットボトルの耐圧性能は5~8kpf/cm2はあるらしい。(ネット情報)
 ・3kpf/cm2を負荷した時の空気吐出量は、目いっぱい手押しで空気を押し込んだ状態と遜色なかった。(個人の感想)
 ・空気圧を上げても、たぶん噴霧器自体の耐圧性能に限界がある。(勝手に空気が漏れる)

【感想】
 ・どうやったらできるかと考えるのは楽しかった。
 ・道具が必要なのは勘弁してね。プラモを作る人なら持っているはず。たぶん。
 ・工作自体は難しくない。ペットボトルキャップにΦ7㎜の穴をあけるところが一番難しかった。下穴をあけてから電動ドリルを使ったが、ちゃんとした固定具(バイス)がなかったので、穴位置がずれた。多少ずれても問題ない。
 ・こうやった方がいいよ~という方法があれば、コメントください。
  (「エアスプレー買え!」は却下で。作るところがロマンです)

ホンじゃまた~!👋

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