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https://kakuyomu.jp/works/16816927863047596907(「🐲第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト」参加作品)
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📢読者選考期間中――未読の方はぜひユニークな世界観をお楽しみいただき、レビュー★、作品フォローでの応援をよろしくお願いいたします。🙇
◆レールガンと超音波砲、火炎放射もつけといて? 後、超磁力と不老不死も。
◆AIアリスに守られて、東明60歳は20歳の冒険者として異世界に転生した。目指すはスローライフ! 不老不死に自動回復でしょ? 火炎放射だ、電撃だ。レールガンに超音波砲もつけといて? ついでに超磁力も。お気楽冒険譚の始まりだ!
◆お気楽ムードのマイペース主人公&「3つの下僕(しもべ)」たちの活躍をお楽しみください。🙏
📕第54話 キングライオンキング討ち取ったり!
最初の標的にサバンナ麒麟を選んだのには理由がある。
背が高いので狙い易かったのだ。
『適当すぎるニャ』
『いや、大事な理由でしょう? できれば当てたいもん』
的のチョイスが良かったのか、弾は狙い通りサバンナ麒麟の首筋を捉え、周囲を凍り付かせた。
当のキリンは真っ白に凍り付き、凍結した地面に倒れてバッキリ首が折れた。
「うわー、あの身長だと倒れただけで粉砕されるのかあ。なかなか凶悪だなあ」
俺もこの世界に来て大分免疫ができた。ダンジョン・モンスターという特殊な相手に遠慮する必要はないと、割り切れるようになっていた。
まとまっていては危ないとモンスターたちは感じたようだが、時すでに遅し。岩山から飛び出したストーン5が液体窒素弾の弾幕を張る。
「くわー。1発でもあの威力のところ、5人がかりで弾幕を張ったら逃げようがないんじゃない?」
普通ならそうだろう。
キングライオンキングはキングの中のキングであった。
仲間たちの前に出てすっくと立つと、その口から特大ブレスを吐き出した。
……