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📢【☕午後の宣伝】「🖥うちのAIが転生させてくれたので異世界で静かに暮らそうと思ったが、外野がうるさいので自重を捨ててやった。」【完結】

🌎https://kakuyomu.jp/works/16816927863047596907
(「🐲第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト」参加作品)
📈朝時点のコンテスト順位:1050位/1393作品

📢読者選考期間中――未読の方はぜひユニークな世界観をお楽しみいただき、レビュー★、作品フォローでの応援をよろしくお願いいたします。🙇

◆レールガンと超音波砲、火炎放射もつけといて? 後、超磁力と不老不死も。

◆AIアリスに守られて、東明60歳は20歳の冒険者として異世界に転生した。目指すはスローライフ! 不老不死に自動回復でしょ? 火炎放射だ、電撃だ。レールガンに超音波砲もつけといて? ついでに超磁力も。お気楽冒険譚の始まりだ!

◆お気楽ムードのマイペース主人公&「3つの下僕(しもべ)」たちの活躍をお楽しみください。🙏

📕第19話 お前らは「ブラザーズ」。ほんで俺は「ボス」だ。どうぞよろしく。

「何だって?」
「蜂を飼うのさ。蜜蜂をね」

 ブラウニーは狐に摘ままれたような顔をした。俺がまともな仕事をオファーするなどとは思わなかったらしい。
 奴隷のようにこき使って苦しめる積りだと思っていたようだ。心外だなぁ。

「給料はちゃんと払うよ? 当たり前だけど。住む所もある。最初は狭いかな。ちょっとの間は我慢してくれ」
「待ってくれ。本気なのか?」

 落ち着いたようなので、俺はブラウニーに杖を返した。

「本気だよ。力仕事はないし、走り回るような仕事でもない。杖を突きながらでも十分務まるさ」
「……」

 口を開けたまま、ブラウニーは固まってしまった。言葉が出て来ないようだ。

「話だけ聞いてくれ。嫌なら断ってくれていい」

 それから俺は、仕事の内容と労働条件、福利厚生、守秘義務など「労働協約」に定めるべき内容を説明した。
 多分ブラウニーにはチンプンカンプンだったろうが、俺の本気は伝わった筈だ。誤魔化すつもりならもっと適当な話をする。

「俺達6人全員を雇ってくれる……んですか?」
「半ダースなら安くなるだろ?」

 俺の渾身の返しは、残念ながら受けなかった。何だよ? 「1ダースなら安くなる」くらい見とけよ。……

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