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📢【☕午後の宣伝】「🖥うちのAIが転生させてくれたので異世界で静かに暮らそうと思ったが、外野がうるさいので自重を捨ててやった。」【完結】

🌎https://kakuyomu.jp/works/16816927863047596907
(「🐲第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト」参加作品)
📈朝時点のコンテスト順位:435位/1307作品

📢読者選考期間中――未読の方はぜひユニークな世界観をお楽しみいただき、レビュー★、作品フォローでの応援をよろしくお願いいたします。🙇

◆レールガンと超音波砲、火炎放射もつけといて? 後、超磁力と不老不死も。

◆AIアリスに守られて、東明60歳は20歳の冒険者として異世界に転生した。目指すはスローライフ! 不老不死に自動回復でしょ? 火炎放射だ、電撃だ。レールガンに超音波砲もつけといて? ついでに超磁力も。お気楽冒険譚の始まりだ!

◆お気楽ムードのマイペース主人公&「3つの下僕(しもべ)」たちの活躍をお楽しみください。🙏

📕第16話 女の裏切りは香水みたいなもんさ……あ、俺香水嫌いだった。

「ふふん? 私を買収した積りか?」

 メラニーさんが戦闘モードに入りそう。

「いえ、いえ。本当にお印ですよ、おしるし。これを見たらトーメーを思い出して下さいっていう」

 大した値打ちはないしね。試作品だもん。

「度胸は認めてやろう。向上心のある奴は嫌いじゃない」
「そう言っていただければ、苦労して作った甲斐があります。何せ処女作なんで」
「1作目を人に押しつけたのか? 貴様、良い根性だな」

 うーん。言い方次第だね。こちらとしては記念作品扱いなんだけどね。

「愛の証ということになりませんか?」
「知らんな。名刺代わりに譲ってもらおう」

 見事な受け流し。受け取ってもらえるだけ、良しとしましょう。

「ありがとうございます。新作はウェンディさんを通して販売したいと思いますんで」
「うむ。伝えておこう。売れる物が出来たら持って来い」

 メラニーさんは鞄から60マリを取り出して、テーブルに置いた。

「毎度ありがとうございます」

 俺が銀貨の山を受け取ろうとすると、メラニーさんは同じ高さの山を隣に置いた。

「こっちは見舞いだ」

 はあ、成程。奢られっぱなしじゃ面子が立たないと。

「ありがとうございます。精の付く物でも食べさせてもらいます」

 これを受け取らないとメラニーさんの顔を潰すことになるからね。俺は値引きをした。メラニーさんは見舞いを渡した。これで手打ちということだね。
 俺は素直に|見舞金《・・・》60マリを受け取った。……

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