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📢【🌄朝の宣伝】「🖥うちのAIが転生させてくれたので異世界で静かに暮らそうと思ったが、外野がうるさいので自重を捨ててやった。」【完結】

🌎https://kakuyomu.jp/works/16816927863047596907
(「🐲第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト」参加作品)
📈2023.05.11朝時点のコンテスト順位:410位/1153作品

📢読者選考期間中――未読の方はぜひユニークな世界観をお楽しみいただき、レビュー★、作品フォローでの応援をよろしくお願いいたします。🙇

◆レールガンと超音波砲、火炎放射もつけといて? 後、超磁力と不老不死も。

◆AIアリスに守られて、東明60歳は20歳の冒険者として異世界に転生した。目指すはスローライフ! 不老不死に自動回復でしょ? 火炎放射だ、電撃だ。レールガンに超音波砲もつけといて? ついでに超磁力も。お気楽冒険譚の始まりだ!

◆お気楽ムードのマイペース主人公&「3つの下僕(しもべ)」たちの活躍をお楽しみください。🙏

📕第11話 3つの下僕に命令だ! まだ2つだけどね?

「にゃあ」

 アリスは猫らしく一声鳴いた。

「てめえ、ふざけてるのか?」

 小さめの猫にしか見えないアリスを見て、曲者はご不満らしい。

「俺テイマーなもんで、うちの使役獣がお相手するよ」
「猫に用はねえ!」

 曲者リーダーはアリスを無視して、俺に殴りかかろうとした。どっこいそうはいかないよ?

「シャーッ!」

 アリスは男の足元から肩まで駆け上がると、横っ面をサクッと引っ搔いた。

「|痛《い》て! この畜生!」

 いや、畜生に畜生って……。人間相手にこの人間めって言うようなもんよ?

 トン、と地上に降りたアリスは、得意げに尻尾を立てて戻ってきた。

「もう勘弁ならねえ。腕の1本も――」

 何やら言いかけたリーダーは白目を剝いてぶっ倒れた。眠り薬ですか? 死んでないよね?

「安心して。眠っただけだから。次からは殺すよ?」

 残った3人を睨みつけると、俺の迫力に圧されたのでしょう。リーダーを担いで逃げ出していった。

 いや、足元でアリスさんが毛を逆立てていたけど……。

「有名税っていう奴かなあ」
「糞蠅が寄ってきているだけですねえ。じゃなかった、にゃあ」

 アリスさんお口が悪いです。あと、キャラ忘れてるし。街中で喋っちゃだめでしょ。……

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