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📢【🌄朝の宣伝】「🖥うちのAIが転生させてくれたので異世界で静かに暮らそうと思ったが、外野がうるさいので自重を捨ててやった。」【完結】

🌎https://kakuyomu.jp/works/16816927863047596907
(「🐲第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト」参加作品)

📢読者選考期間中――未読の方はぜひユニークな世界観をお楽しみいただき、レビュー★、作品フォローでの応援をよろしくお願いいたします。🙇

◆🔫レールガンと超音波砲、火炎放射もつけといて? 後、超磁力と不老不死も。

◆AIアリスに守られて、東明60歳は20歳の冒険者として異世界に転生した。目指すはスローライフ! 不老不死に自動回復でしょ? 火炎放射だ、電撃だ。レールガンに超音波砲もつけといて? ついでに超磁力も。お気楽冒険譚の始まりだ!

◆お気楽ムードのマイペース主人公&「3つの下僕(しもべ)」たちの活躍をお楽しみください。🙏

📕第7話 初勝利、からの砂金取り。楽し-、これ!

「ほんじゃ、ちょいちょいっと」

 俺は目が見えなくなったウルフの首筋をナイフで切り裂いて回る。多少相手が動いていても、若返ったこの体の敵ではない! えっへん!

 5分もすると、レッサー・ウルフたちは出血多量で動かなくなった。

「何か思ってたのと違う感じだけど、ヤッター初勝利だあ~!」

 俺は右手を空に突き上げた。

『非の打ち所がない弱い者いじめですね』
「言い方!」

 安全第一でしょ。勝てば良いのよ、勝てば。

「ところで、死体はどうしよう? 素材とか採れるのかな?」
『肉は臭くて食えません。革は汚いので商品価値ゼロ。討伐依頼なんてものはないので、報酬もありません』
「骨折り損かい!」
『身を守れたんですから、良しとしましょう』

 そうなんだけどね。森で狼にあって無事に済んだら、上等なんだけどね。達成感が……。

『邪魔にならない程度に死体を脇に寄せて、さっさと先に進みましょう』
「事務的だな、オイ」
『お墓を作って手を合わせたところで、殺戮者の自己満足に過ぎませんから』

 ごもっともです。やるかやられるかです、正味の話。……

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