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📢【昼の宣伝】「🖥うちのAIが転生させてくれたので異世界で静かに暮らそうと思ったが、外野がうるさいので自重を捨ててやった。」【完結】

🌎https://kakuyomu.jp/works/16816927863047596907
(「🐲第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト」参加作品)

📢読者選考期間中――未読の方はぜひユニークな世界観をお楽しみいただき、レビュー★、作品フォローでの応援をよろしくお願いいたします。🙇

◆レールガンと超音波砲、火炎放射もつけといて? 後、超磁力と不老不死も。

◆AIアリスに守られて、東明60歳は20歳の冒険者として異世界に転生した。目指すはスローライフ! 不老不死に自動回復でしょ? 火炎放射だ、電撃だ。レールガンに超音波砲もつけといて? ついでに超磁力も。お気楽冒険譚の始まりだ!

◆お気楽ムードのマイペース主人公&「3つの下僕(しもべ)」たちの活躍をお楽しみください。🙏

📕第6話 わが名はトーメー。冒険者トーメーだ! 唾、ペッペッ!

「しかしさ、全然疲れないね」
『筋肉への栄養補給、疲労物質の排除など回復措置を毎秒行っていますからね』
「じゃあ走ってきたとしても疲れない訳?」
『厳密に言うと体内の資源を消費するので、痩せていきますけどね』
「さすがにそうか。エネルギーに限りはあるのね」
『改造した蜂に取っ替え引っ替え栄養注入させる手もありますが』
「絵面が怖いな! アナフィラキシー的なショックだわ!」

 普通にご飯食べるよ、栄養補給には。

『まだ昼までには少し時間がありますが、ここらで昼食にしましょう』
「そうだね。ここなら見晴らしもいいし」

 山道に入ってしまったら、丁度良い休憩場所が見つからないかもしれない。早目の栄養補給は重要だね。
 小休止程度であれば荷を解くまでもない。弁当用の携帯食料と水筒を取り出して、背嚢を下ろした。

「これ、乾パンていうのかな? 堅いけど、ほんのりパンの味がするね」
『本来ジジイに食わせるもんじゃありませんが、顎も若返っているので大丈夫でしょう』

 失礼だなと思うが、確かに年寄りには堅すぎるし、乾燥しすぎだな。口の中の水分を全部奪っていく。

『いざとなったらカロリー源として砂糖でも舐めていてください。他の栄養素は体内で合成しますから』

 それは心強いけど、馬じゃないんだからご褒美に角砂糖的な絵柄はノーサンキュー。せめて飴ちゃんにして。
 真面目な話、飴は非常食として持ち歩いている。カロリー大切よ。……

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