🌎
https://kakuyomu.jp/works/16816927863047596907📕第67話 町中華に行こう!
📕一部抜粋:
「温泉旅行に行くぞ」
「どうしてボスはいつも予告なしに行動するんスか?」
「旨い酒と旨いものを飲み食いさせるぞ。もちろん休暇だから仕事は無し」
「すぐに支度するッス!」
10日の旅行だと言ったら着替えだの非常食だの野営道具だのを山ほど担いできやがった。
着替えだけ残して他の物は全部おいて来させた。
こんな調子だとお前らの支度の方が移動時間より長くなるよ?
着替えも俺ダンで調達できるけど、パンツのはき方とか指導するのは嫌なので自前の服を持参させた。
もちろん俺の分は、元の部屋にある。不思議なことに、爺服じゃなくて今のオレ用の服に変わっている。
それもまた俺のイメージがそうさせているらしい。ダンジョンて不思議なものですね。
てゆうか、この拠点に瞬間移動で取りに来られるんだけどね。それじゃ旅行気分が損なわれちゃう。
「それではトーメー商会社員旅行に出発いたします。ガイド役トーメーの後について1人ずつご搭乗願います」
俺は壁に入り口を開いて俺ダンに移動した。BJの後ろからBB団のメンバーも付いて来る。
「えっ? ボス、ここは?」
「これが我が社の交通手段です」
6人を引き連れて来たのは近所のラーメン屋だ。慰安旅行ですからね。飲みながらワイワイ移動しようじゃないか。
俺のイメージで、「いつ客が来ても良い状態にスタンバイが整った店」になっている。
……
🖋お楽しみください。🙇