まずは読んでくださった方々、ありがとうございます。
ラスト3話の解説のようなものですが、ほとんどエピローグのような感じです。
トーナメントが終わり、龍は戦争をやめる。それを報告して元の世界に帰る。
銀城くんは黒辻さんと……という内容ですね。
紋章の力でも不老不死にはなれない。でもそれにじさを得るための力にはなる。
なんだか謎解きのヒントみたいだなあと勝手に思ったりしました。最後にはそれを掴むことができるのか。
久しぶりの同期と松山さんの登場です。一気読みした人は関係ないでしょうが、私は久しぶりだなと。じゃあもっと出番増やせって感じですが、実際それも考えました。
深掘りしたいとは思いつつも、ここが適切な場面転換のポイントだと、なんか疑わしくなってずるずる終わっちゃいました。さっくり終われたのでまあありかなと。
最終話「帰還」ですが、なんかもっとドラマチックなタイトルはないかなと模索しておりましたが、結局はシンプルにしました。
その前の「夏を残す」がまあまあお気に入り。適切かどうかは不明。
銀城くんの、なんだろうな、この感じ。勢い任せです。彼も私も。
突然の誘いにあれこれ注文をつけちゃう黒辻さん。これがね、グッド。文章の技量じゃなくて、そういう性格についてですよ。
この後になんか18禁みたいな展開を考えたけど、蛇足になると思いやめました。黒辻さんが魔女のあだ名の通りに薬や呪術を仕込み、既成事実を作る。みたいなね。500字くらいやって「これはいらねえよ」と消しました。
今のところ続編の予定はありませんが、私的には書いてこそいないものの、銀城くんはその既成事実についての記憶はなく、黒辻さんだけがニタニタしている、くらいまでは考えました。そういう始まりの新学期になると思います。思っているだけで全然違うかも。本当に予定はないので、あんまり関係ないけど。
全55話の「ガーデン」でしたが、コメントなんかもいただいたりして大変に嬉しかったです。他の作品にも目を通していただいたようで、ありがたいです。
今回は毎話1500文字前後だったのですが、次回作「ギフターズ・ワルツ」ではがっちりやっていきます。気合入れろ、近況ノートもやれよ。
それではまた次回作の「ギフターズ」の近況ノートで。
「ガーデン」「裏切り」「図書館」「Look at」等の過去作、「クルナカレ」等の短編、そして新作の「ギフターズ」、何度でも言います「ギフターズ・ワルツ」をよろしくお願いいたします。
11月も半ばです。寒くなって参りましたので、ご自愛ください。