既にご存知の方もいるかもしれませんが、カクヨムさんの新しいサービス「カクヨムネクスト(
https://kakuyomu.jp/next)」さんにて、新作を連載させていただくことになりました。
新作のタイトルは「アポカリプスワールド」です。
以下、目次用のあらすじとなります。
【あらすじ】
小学五年生の少年『ショウ』は、忘れ物を届けるために姉の高校に行ったところ、高校とその生徒ごと異空間へと飛ばされてしまう。
彼らに与えられたのは、一枚のカード。
それは、神話や伝承上の存在を召喚し使役することのできるカードだった。
水も食料もろくにない異空間から脱却するため、高校の生徒たちはグラウンドに現れた謎の『三つの門』を捜索することを決める。
小学生ということで居残り役となったショウだったが、調査隊となった姉を勝手に追いかけて、自分のカード『アマルティア』と共に自分も門へと飛び込む。
だが、その先に待ち受けていたのは、燃え盛る街と人々を襲う動く死体という地獄の様な光景だった。
――――門の先は、どれも文明の滅びかけた、あるいはすでに滅んだ世界。
第一の門、現代日本ゾンビアポカリプス。
第二の門、中世異世界モンスターアポカリプス。
第三の門、近未来世界ポストアポカリプス。
ショウと高校の生徒たちの、三つの世界を股に掛けたサバイバルの日々が、今はじまる。
……って感じの作品になります。
コンセプトは、おねショタ×アポカリプス。完全に趣味前回の作品となります。
元々はモブ高生の完結後に始めようと思ってずっと温めていた作品で、モブ高生と直接的な繋がりはないのですが、設定を一部流用してます。
モブ高生は自分の好きなものやアイディアをとにかく詰め込んだ作品なのですが、どうしても作品の方向性上やりたくても出来なかったり、仲間にしたかったけど使えなかったカードとかもあったりして、それが微妙にフラストレーションになっていたのですが、そういうフラストレーションを解消するために書いた作品でもあります。
なので、アポカリプスワールドは、アマルテイアとか本当はモブ高生でも使いたかったカードが使われており、またモブ高生の反省点だった「カードの仲間増やしすぎ問題」や「キャラが増えすぎたことでカードたちのやり取りが減った」などの反省点も織り込んだ作品となっています。
なお、アポカリプスワールドを読まないとモブ高生で意味わからんところがあるとかは全くないので、安心してください。
ところで、読者さんの中には、「ただでさえ書くの遅いのに、大丈夫なのかよ?」と心配な方もいらっしゃるかと思いますが……大丈夫です。安心してください。
自分もぶっちゃけ不安だったのですが、元々モブ高生のフラストレーションを解消するための作品ということもあって、モブ高生の息抜きにアポカリプスワールドを、アポカリプスワールドの息抜きにモブ高生を、って感じで書いてます。
不思議と、モブ高生で詰まっててもアポカリプスワールドで書いてるうちにリズムが整ってきて続きが書けるようになったりすることもあって……。
二つの作品を書くことで共倒れになることもあれば、二つ書くことで逆に捗ることもある……ここら辺は、創作活動の不思議なところだなぁ、と思います。
モブ高生の設定を流用していることもあり、アポカリプスワールドの執筆で設定がより深くまで固まったり、今のところ良い感じです。
書き溜めも結構ありますし、当面の間は影響はないと思います。
自分の他にも、あの入間人間先生をはじめ早々たる顔ぶれが並んでいますので、登録した際には他の先生の作品を読むついでに自分のアポカリプスワールドも読んでいただければ幸いです。
最後に、運営さんより一問一答を答えて欲しいとのことですので、載せておきます。
【一問一答】
Q1:3月13日から「カクヨムネクスト」で連載を開始する作品のタイトルを教えてください。
A:「アポカリプスワールド」です。
Q2:このジャンル、内容、ストーリーで書くと決めた動機を教えてください。
A:元々、現在執筆中の「モブ高生の俺でも冒険者になればリア充になれますか?」が完結した後に書く話をずいぶん前から考えていて、このカクヨムネクストのお話を頂いたので少し早いですがチャレンジしてみることに決めました。
Q3:この作品が「いける!」と思ったのはいつですか?
A:「こんな話が読みたいなぁ」と思って、まずは一話目を書いたところで、キャラが脳内で勝手に動き出して最初の山場辺りまで一気に書けた時ですね。
Q4:主人公について教えてください。作者から見て、どのような特長がありますか?
A:小学生主人公らしく社会経験は乏しく、それでいて時には大人よりも行動力があって、そして一見まともに見えるが実のところはぶっ壊れている主人公です。
Q5:作品のポイントとなるシーンを、ネタバレにならない程度に教えていただけますか。またそのシーンは何話目に書かれる想定ですか?
A:状況に流されているだけだった主人公が、ハッキリと能動的に動くシーン。大体10エピソード目くらいだと思います。その次の山場が、主人公に強い目標が生まれるシーンで、20エピソードを過ぎたくらいかと。
Q6:この作品はどんな読者にお勧めしますか? ご自身の作品を例にとって、教えてください。
A:拙作の「モブ高生の俺でも冒険者になればリア充になれますか?」が好きな読者さんだったら、面白いと思ってもらえる……と良いなぁ、と思います。
Q7:「カクヨムネクスト」で読んでみたい作品はありますか?(いま現在でも、これからでも)
A:作品を読んでいる作者さんが結構載ってらっしゃいますので、その方々の新作を今から読むのが楽しみです。
Q8:執筆中に欠かせないものはありますか?
A:パソコンと、ファンケルの「えんきん」「ミエルネ」「DHA&EPA」のサプリです。
Q9:執筆によって得られたもの、失ったものがもしあれば、教えてください。
A:得られた物は、創作活動という一生物の趣味。失ったものは、時間と若さです。
Q10:作品について、「これだけは言っておきたいこと」があれば、ひと言お願いします。
A:拙作の「モブ高生の俺でも冒険者になればリア充になれますか?」とは直接の繋がりはありませんが、モブ高生のギミックや裏設定は流用しつつ、新たな世界観とストーリーの作品となります。モブ高生と合わせて、お楽しみいただければ幸いです。