年をそれなりに経ると、本当に暗いオチが苦手になった。
ホラーとかぞくっとするのがウリの話なら、全然それでいいと思うし、メリバとかもいいと思う、ヤンデレエンドも、いいと思う。
ただ自分で書くのが、本当にきつい。
絶望を書いても私はなんも救われないんじゃい!!
物語くらい都合がよくてもいいのだと思っている。特にエンタメだと。自分の作ったエンタメで気分をうつうつしくする必要がよくわからない。経過ではいるかと思うけど。
今回の話で思ったことがある。はじめ構想したのは、別のEDだった。ハッピー感は実際のおわりより、薄いかわり、キレイなEDというか。
でも書いてて思ったのだ。
琴乃はもっと救われてもいいんじゃない?
はじめに決めたEDである、天に召されEDは正しいことだと思うけど、琴乃は生きたかった人間なんだぞ
それを助けることが出来るのは木島だ。
彼だったらどうやって、琴乃の心を助けるという思考のもとに、この結論になったりした。
え、でもそれってご都合主義ではないか、と思う方もいるだっろうし、怨霊と一緒になる祓い屋は現実的に考えて間違ってるかも……と思う方だっているだろう。
物語に正しさなんて、いらないと思うんですよね個人的に。
想像の幅が明らかにへっちゃうので、正しいとか言い出すとね。
そして人を救うのは、そばにいる誰かなんですという、持論をぶちましたかったのかもね、と、今思います。