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この小説は昨年、某新人賞に応募した作品です。残念ながら落選したので、気になるところを修正して掲載しました。
元々この作品達は全く関連性がないただの短編でした。最初にできたのは「蛍の思い火」で実はこれは私が初めて書いた創作小説なんです。修正してるので初稿からは少し違うものになっていますが。次にできたのは「真っ赤なそりのサンタさん」これは初稿とは全く趣きが違う作品となりました。元々は一人称でしたが、カクヨムに掲載するにあたり二人称に変更。二人称の小説はあまり書いた事がなかったので挑戦したいという思いもありました。書いたものが果たして二人称と言えるのか不安ですが……
二つのテーマが夏と冬だったので春と秋を足して連作短編にしようと考え、辻褄合わせなどの修正をして作品が出来上がりました。因みにこの作品は私の子供時代の思い出が元になっていて、半分くらいは実際にあったエピソードを盛り込んでいます。今は都会に住んでいますが、当時、北海道で過ごしたことは素敵な思い出になっています。
楽しんで頂けたら幸いです。