マイページ
小説を探す
ネクスト
公式連載
書籍化作品
初めての方へ
ログイン
新規登録
(無料)
橘暮四
@hosai
2021年4月29日
に登録
現代ドラマ
エッセイ・ノンフィクション
フォロー
ホーム
小説
19
近況ノート
4
おすすめレビュー
6
小説のフォロー
1
ユーザーのフォロー
5
傘を失くした
/
橘暮四
僕と彼女は同じ傘の中にいた。それだから僕は、僕たちは、この冷たい雨の下でも生きていくことができていた。幸福だと言い張ることができていた。それなのに。 彼女が傘から手を離したのはい…
★4
恋愛
完結済 9話
18,495文字
2024年12月3日 14:41
更新
性描写有り
純文学
恋愛
短編
すれ違い
逃避行
最愛の女を抱いた日の夜、僕は傘を失くしたことに気がついた。
橘暮四
伝染病
/
橘暮四
私は恋愛が嫌いだ。恋愛が絡んだ「好き」が嫌いだ。だからあの人に向けるこの「好き」は、酷く純粋な憧れだった。そのはずだった。彼女の声も、表情も、煙草の吸い方も、ギターを爪弾く指使い…
★3
恋愛
完結済 5話
15,777文字
2024年11月27日 16:51
更新
純文学
短編
百合
バンド
煙草
私たちの「好き」は、純粋なもののはずだった。
橘暮四
恋人達のジレンマ
/
橘暮四
僕は彼女を愛していた。私は彼を愛していた。でも僕の愛は偽物だった。私の恋は汚れていた。僕は彼女に輝いていてほしかった。私は彼に笑っていてほしかった。 それがぜんぶだった。 それな…
★0
恋愛
完結済 7話
17,188文字
2024年11月17日 15:21
更新
純文学
短編
すれ違い
遠距離恋愛
僕たちは互いを想って、互いの不幸を贈りあう。
橘暮四
27CLUB
/
橘暮四
「27CLUBって知ってるかい」 そのクラブの存在を知ってから、俺はずっとそれに憧れていた。天才のまま死ぬことを夢想していた。音楽の天才。しかし俺の才能は燻ったまま、クラブの入会…
★3
現代ドラマ
完結済 6話
10,414文字
2024年11月15日 23:27
更新
純文学
短編
バンド
音楽
命を焼べて、才能を燃やす。
橘暮四
ひとりごと
/
橘暮四
私の私生活の中で感じたこと、思ったことを書いていきます。日記に近い。
★3
エッセイ・ノンフィクション
連載中 19話
18,623文字
2024年11月11日 16:23
更新
心の慰みごとを、徒然なるままに。
橘暮四
ヨルシカ『幻燈』文学的解釈
/
橘暮四
4/5に発売された、ヨルシカの音楽画集『幻燈』。これは様々な文学作品がオマージュされている。その引用元を参考に、歌詞を考察する。 ※中途半端な解釈は避けたいので、原作未読の『さよ…
★0
創作論・評論
連載中 2話
3,084文字
2023年4月6日 00:54
更新
評論
歌詞
ヨルシカ
考察
小さな谷川の底を写した二枚の青い幻燈です。
橘暮四
それでも月は明るい
/
橘暮四
母親の言うとおりに勉強し続け、有名企業への就職が決まった楽人は、就職祝いでの飲みの席で暴れてしまう。その動画が迷惑動画として炎上し、彼の未来は絶たれてしまった。人々の眼差しから逃…
★0
現代ドラマ
完結済 5話
12,679文字
2023年3月29日 22:28
更新
純文学
短編
炎上
俳句
こんな良い月を、一人で。
橘暮四
かわせみの花
/
橘暮四
かわせみは、大切なめじろの命のために、延命の花を採りに行く。その道中でさまざまな動物たちと出会い、命のあり方について考える。最終的にかわせみが辿り着いた結論は。宮沢賢治『よだかの…
★5
詩・童話・その他
完結済 7話
11,817文字
2023年1月21日 18:16
更新
純文学
童話
よだかの星
短編
万人向け
泣いたまま前を向けばいい
橘暮四
命の孤独とつながりを手探りで模索して行く『よだかの星』へのオマージュ。
友未 哲俊
霜葉集
/
橘暮四
11月、霜が降りたあの紅葉が散る前に書き殴った作品集。短編、紀行文、句集、歌集、詩集。
★3
現代ドラマ
完結済 5話
5,174文字
2022年12月31日 23:10
更新
純文学
短編
紀行文
俳句
短歌
詩
霜つきの言の葉紅く。
橘暮四
塔の下で
/
橘暮四
私は、人生という名の高い塔の上にいた。その窓から言葉の髪の毛を垂らして、誰かが登ってくるのをずっと待っていた。そしてついにその「誰か」が来た。そいつが君だった。
★6
現代ドラマ
完結済 7話
14,441文字
2022年10月31日 13:13
更新
暴力描写有り
短編
純文学
ラプンツェル
高校生
ボーイミーツガール
綺麗な言葉を持ってるってことはつまり、綺麗な心を持ってるってことだ。
橘暮四
蚊
/
橘暮四
夕陽に照らされた彼女はどこまでも真っ直ぐで、僕はそんな彼女の美しさに恋をしていた。あのころの彼女は、決して手の届き得ない場所にいた。そしてそれは、七年経って再会した今も変わらない…
★3
現代ドラマ
完結済 9話
13,566文字
2022年10月1日 00:09
更新
性描写有り
短編
恋愛
大人
純文学
なんでもない、そう言う代わりに僕はキスをした。
橘暮四
無人駅
/
橘暮四
「私はただ待っているの。電車が来ようが、来まいが」 夏休みに訪れた田舎町にある廃駅で、僕はある女性と出会った。彼女はそこで何かを待っていて、僕はその横で絵を描いている。静かで心地…
★12
現代ドラマ
完結済 6話
18,483文字
2022年8月11日 17:27
更新
短編
純文学
夏
ボーイミーツガール
何にもなれない私だけが残っていた。
橘暮四
変身
/
橘暮四
模範的な少年に、夕暮れの光が差す。何かが変わっていく。実存主義小説に、もう一度解釈と批判を与える。
★6
現代ドラマ
完結済 6話
10,339文字
2022年5月24日 22:41
更新
純文学
実存主義
変身
異邦人
あのときからずっと、気がかりな夢を見続けている。
橘暮四
何に突き動かされている?
島流しにされた男爵イモ
穴を埋める
/
橘暮四
種田山頭火を巡る旅の道中で書いた句たち。
★7
詩・童話・その他
完結済 1話
438文字
2022年3月12日 00:01
更新
俳句
自由律俳句
落陽と人生
橘暮四
山頭火の足跡を彷徨い辿るような自由律スケッチです。
友未 哲俊
春の名前
/
橘暮四
「あなたはあの子の、何が好きなの?」 どうしようもなく真っ直ぐで、そこがどうしようもなく美しかった僕の恋人が記憶を失った。記憶を失くしたあの子は一体誰なのか?どんな名前で呼ぶべき…
★9
現代ドラマ
完結済 11話
47,616文字
2022年1月19日 20:12
更新
純文学
中編
記憶喪失
哲学
古典
私の名前を呼んで。あなたが思う、正しい名前で。
橘暮四
前髪の向こう
/
橘暮四
ある日、俺が働く美容院にミステリアスな客が訪れた。彼の繊細な部分に触れるように、俺はそっとハサミを取る。
★9
現代ドラマ
完結済 1話
3,862文字
2021年10月18日 16:23
更新
純文学
短編
前髪に隠れた彼の瞳には、何が映っているのだろうか。
橘暮四
茅蜩
/
橘暮四
「寒蝉」から四年後。いなくなった君を探す夏の終わり。茅蜩が鳴き終わる。
★3
現代ドラマ
完結済 1話
9,891文字
2021年10月15日 15:14
更新
純文学
夏
短編
夏が終わっても、生きていくしかないんだ。
橘暮四
旅日記
/
橘暮四
夏の終わり、ある俳人の足跡を辿る旅に出かけた、一泊二日の旅日記。出来事から思考まで全部ノンフィクションです。
★12
エッセイ・ノンフィクション
完結済 1話
6,978文字
2021年9月23日 03:15
更新
純文学
短編
夏
ついに夕陽が完全に沈んだ。十代最後の夏が終わった。
橘暮四
寒蝉
/
橘暮四
午後一時。無人駅。錆びた標識。打ち上げられたボート。静かに波が打ち返す砂浜。静寂の中、遠くで鳴くツクツクボウシが一匹。夏の終わりに出会った、孤独な二人の一週間。
★8
現代ドラマ
完結済 1話
9,837文字
2021年8月21日 13:45
更新
純文学
短編
夏
夏が終わったので、死のうと思いました。
橘暮四