いつも私の小説をお読み頂き、誠に有り難うございます。
数ある小説の中から、私の作品に興味を示して頂いたことについては、感謝の気持ちしかありません。
今年の1月から掲載させて頂いた、『春色のそらごとに』を完結いたしました。
連載中から読んで頂いていた読者の方には、不定期な更新にお付き合い頂いていたことを心苦しく思い、ここにお詫び申し上げます。
今回のテーマとして一番に取り上げたことは、『嘘』ということです。
世間では、自分の欲を満たす為の嘘や、人を傷つける嘘、騙す為の嘘を目にすることばかりですが、生きていると時には、人を助けたり、幸せを導く嘘もあり、そういう事を題材にできればと思いました。
例えは、小説のようなフィクションも『嘘』と扱えばそれまでですが、その嘘に心を救われるれることもあれば、人生が変わる切っ掛けになることもあると思います。
今回は嘘を『そらごと』と言い換えて、私の勝手な解釈と、空事という言葉の響きから感じた事をストーリーにしました。
この小説から感じて頂けたことがあれば、私にとって、この上なく喜ばしいことです。
未熟者の小説ですが、今後とも宜しくお願い致します。