「いつか、みえなくなる日まで 眼科医・新見三太郎のカルテ」
本日、無事に完結いたしました。
ヘンなタイトルでしたよね。
イヤな意味で物理的に視界が「みえなくなるまで」と
良い意味で精神的にイヤなものが「みえなくなるまで」との意味を込めてみましたが、伝わりましたでしょうか……？
もどかしいかもしれませんが、あの二人にとっては愛だの恋だの、まだ早いのです。
これから少しずつ、変わっていくんだと思います。
病気をきっかけにヒトと距離を置くようになった新見先生がほんの少しだけ前向きなるまでと、小さい世界で育って周囲のやさしさに気がつかなかった主人公がやっと周りに眼を向けるようになるまでを、いくつかのエピソードにのせてお送りしました。
あと、もっと眼科に興味をもってもらいたいという願いも込めて。
いかがでしたでしょうか。
楽しんでいただけたのなら、幸いです。
本業をしつつ、１０万文字を一ヶ月で書くのは初めてでしたが、とっても楽しかったです。
読んで下さったみなさまのおかげです。
身に余る程の応援・レビュー・★をいただき、本当にありがとうございました。
新見先生のお話はひとまず完結済としますが、書ききれなかったエピソードもあるので、諸々一段落したら書いていけたらいいなぁと思います。
その時は、どうぞよろしくお願いします。
先生の病名は、このままあやふやでいさせてください。
新見先生、ありがとう。
楽しい一ヶ月間でした！