新年、明けましておめでとうございます。
カクヨムでの小説投稿初年となった2024年、拙作に温かい応援、レビュー、コメントをいただきありがとうございました。
2025年も引き続き、小説を楽しんで書いていけたらと思っています。
同じように皆様にも作品を楽しんでもらえたら、幸いなことです。
年末は仕事をしながら紅白を観ていまして、B'zのウルトラソウルで良い2024年の締めくくりが迎えられたなと思うのと同時に、大晦日の日にも拙作を読んで下さっている方がいらっしゃる様子が見えて、とても励まされました。
2024年3月に「毒使い」を書き始めた頃はWEB小説のセオリーも分からない、そもそも小説のセオリーも特に考えず書きたい事だけ書いてきましたが最近は、
・もっと読みやすい文章にしたい
・飽きないように物語を展開させるには
・魅力的なキャラクターとは
といったところを考えたり悩むようになってきました。
プロフィールにも書いたのですが、私は吉川英治先生の歴史（古典）小説が好きで、理由の一つが「難しいと思って食わず嫌いだった歴史小説が漫画みたいにスラスラ読める」という衝撃体験をしたから、というのがあります。
最初、他の大作家先生のかなり堅い歴史小説を読んで「やっぱり歴史小説って難しいんだな…」と思ってからの流れがあったので余計にそう感じたのかもしれません。
文字を読んでいるはずなのに、漫画と同じようなスイスイ感というか。
出てくる名前や単語は歴史の教科書と同じだし、語彙も豊富で描写も細かい、豊かな文章。
なのに、全く難しく感じず、頭にスルスル入ってきて、中高生の感性からも魅力的なキャラクターである事が感じられて、純粋に物語として「次を読みたい」と思って気がついたら全１０巻読んでた、みたいな。
そういう感覚で読んでいただける小説が私の理想なので、今後もそれを目指して、楽しんで書いていけたらと思っています。
引き続き、どうぞよろしくお願いします。
皆様も、お身体をご自愛しつつ、楽しいお正月休みをお過ごしください。