https://kakuyomu.jp/works/1177354054887481182 2018年12月1日の開始から3年以上、ようやく完結いたしました。
更新中、♡やレビューはもちろん、その他の手段で応援してくださった皆様、PVを回したすべての方々に感謝いたします。
書くという行為は内発的なものが大きく、応援に応えるために!という気持ちが第一義になることは、私の場合はありません。あってはならないとも思います。しかし大きな助けになったことは確かです。エンジンやガソリンではなくとも、ターボチャージャーのタービンを回していたのは間違いなく皆様です。本当にありがとうございました。
当初のコンセプトはブレさせないまま、完結まで突っ走れたように思います。
覚えのあるものたちが、人、モノ、歴史として、実在のものとして扱われる世界。
和風の薫りと、天樹と呼ばれる宇宙人の巨大ロケットが共存する世界。
超電装と書いてスーパーロボットと読む世界。
既視感しかないのに不思議と見たことがない世界。
第6話では少し踏み込んだ描写をしましたが、パロディの意味というよりも、パロディであることに意味を持たせることが本作における挑戦のひとつでした。
アレはコレ、それはどれと私は常に考えながら描写を組み立てておりましたが、正解は読まれた方ひとりひとりの中にしかないと思います。
私自身、設定を考える時、書く時はコレと決め打ちしていたにもかかわらず、今になって読み返してみると全く別のものが思い浮かぶ点が多くあります。
”くろがねの城”と”セブン”のつもりで書いていたのに、いざ出来上がったものを見ると「これどっちかというと”大いなるO”では…?」と思ったり。"1号""2号"のつもりで設定していたのに、いつの間にかラブリーなエンジェルに似ていたり。挙げていくと限りはありません。
どんなに意識しても、何が好きかはバレるもの、という話かもしれません。ただ、本作の根幹の発想にあたり最も強い影響を受けたのは、コンクリート・レボルティオ〜超人幻想〜だと思っています。BTFにおけるバットマン、デアデビル、グリーンアロー、機龍警察が、本作においてはコンレボでした。
さて、無事完結しましたので、1,2ヶ月ほど空白になります。1,2ヶ月後には、何か次の作品をアップロードできればと思います。今後ともよろしくお願いします。