「隻眼の狼」ジーザスには、実は一冊分書ける過去があるんですが。
とにかく横道に逸れてはいけないということで、この「一角獣の見習い騎士」の中では、ちょこっとしか出てこない「指輪を贈った姫君」との間の恋と冒険の物語です。
23歳当時は「北大西洋一の大海賊」でした。
「洗濯屋の小倅」ジョゼットは、ジョゼットという名前は女性の名前なんですが。
そのうち出てきますが、魔除けの一種で女性名を付けられました。
本人はもう大人になったので、「ジョゼ」と呼んでほしいと周囲には言っています。
一角獣の「黒」は長年海賊上がりのジーザスに憑いているので、性格も割とやんちゃです。
「白」の方はジョゼットが正しい騎士道を歩むようにと忠告してくる良識派。
そんなことで、ようやく波乱万丈になってきますので、よろしくお願いします。