ご無沙汰しています。生きてます(。・ω・。)
先日、文学フリマに行ってきました!
そこで思ったことを、ここでちょっと話そうかと思います。
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日埜和の文体は、元々堅めの三人称です。
娘に「重戦車」と言われるくらい、本来、地の文ぎっしりの描写が好きです。
でも、カクヨムで書き始めたら「Webでは読まれない」「一人称にした方が良い」「ライトにしないとダメ」等など、たくさんの話を聞きました。
スマホで隙間時間に、手軽に読める。
それが、Web小説の良さでもありますから、ごもっともな意見です。
実際、カクヨムコン7に出した【回も魔法も全力で!】(内容はライトなつもりで三人称)は総PV3,000ほど。
カクヨムコン8に出した【壊れた魔法陣と暴食の魔女】は一人称で、現在総PV30,000です。およそ10倍のPVになりますね。
話の総文字数も倍ではありますけど、それでも、数字を見たら、一人称効果が大きかったんだと思いました。
だから、ラノベを続けるなら一人称を使いこなした方が良いんだと実感しました。
ですが!
文学フリマを見て回ると「個性」の坩堝です。
一人称だとか三人称だとか、そんなことを考える暇もないくらいの「重戦車」な文章もたくさん見かけました。
Webとは違う、厚みを求める方も多いように感じましたね。
つまり、私が私らしく書いた本を出して良い場所、それが文学フリマなんだなって思ったわけです。
カクヨムは、公開した小説を同人誌として販売するのをNGにしていたと思います。だから、こちらに載せているものを同人誌にすることはありません。
短編をカクヨムから下げて加筆修正して本にすることはありますけどね。まぁ、その短編すら少ないので、そろそろ真面目にだな……
基本的に、カクヨムは手軽に読めるラノベ寄りの小説を置く場所、同人誌即売会は本当の意味で書きたいものを出す場所、そんな感じに住み分けをする感じかな。
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ちなみにね。
コミティアよりは売れたけど、赤字だよ。笑
物を作って売るって大変さがよく分かりましたね。
どんなに良い作品を書いたって、どんなに頑張って作ったって、まずは、手にして立ち読みをしてもらえないとですからね。
会場を散策して(日埜和、人混み苦手なので、あまり歩けませんでしたが)、惹かれたブースに立ち寄り、見本を見せてもらったりフリーペーパーを貰ったり。
当たり前なんだけど、皆、初めての人をつかまえる努力をしているな。と実感しましたね。
本が置いてあって、表紙に惹かれる!てこともあるんですけどね。
お話をしてみたり、ペーパーを見て検討したり、買い手の反応も様々ですよね。ペーパーや無配本でも手にしない人もいます。無料だから持っていって貰えるとは限らないのも、勉強になりましたね。
こりゃ、心強くもたないとしんどいぞ!てなりました。
一人じゃきっと泣いてたかも。一緒にいってくれた一次創作仲間に大感謝ですね。
次に繋げるための努力は、本当に人それぞれで……
めっちゃ元気に「ありがとうございました!」てペーパー配りまくるスペ主さんがいたと思えば、ひっそり黙って読書をしてるスペ主さん……ほんと様々でした。
様々と言えば、表紙も様々!
一般文芸よりな表紙が多いのは、大きい第一会場が純文学、エンタメ、ファンタジー、ミステリー、SF、短編などの一般文芸寄りだったからかもしれませんね。
まぁ、日埜和の売れたのは短編集より、エッセイなんですけどね。笑
おかしいな。ブースは短編小説だったんだけどね?
ここで、赤字だったと諦めちゃダメだと思い、また、秋の文学フリマに出たいなって思っています。
どなたか、スペースをシェア出来る方が見つかると良いんですが(・ω・`=)ゞまだ見つかっておりませぬ。
色々頑張るぞ。
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さてさて!
【壊れた魔法陣と暴食の魔女】はちゃんと更新を続けますよ(*`・ω・)ゞ
今夜20時頃の更新予定です!