学校の教室みたいなところで知らない人達がわいわい騒いでて、うるさいなーと思いながら私は何かを待っているようだった。
急にこっちに声を掛けてきたのが中学の頃の友達で、ちょっと安心したんだと思う。「今これ何してんの? 帰っていいの?」などとお喋りをしていて、少し経つとその友達から「今日は帰っても大丈夫かも」と言われる。
周りを確認。本当に見た事のない人達だったから無言で出て行くことにした。
廊下に出て水飲み場で手を洗い終え、蛇口を捻ろうとしたところで、違和感に気付く。「あ、これ夢だ!」と思考がリアル側に切り替わった。
でもそこまでだった。
内心、久しぶりにあれがきたな……! とりあえず自由にこの学校でも探索するか! と思った瞬間に目が覚めてしまったのである……。
明晰夢のコントロールはむずかしい。