【KAC2022イベント作品を振り返ろう!】
こんにちは、ひなた華月です。
最近は温かくなったと思ったら寒くなったり、花粉が例年に比べて非常に多いらしく、その影響をもろに受けてしまってくしゃみと鼻水が止まらなくなったり、色々大変でした。
ですが、近所の桜が開花したので散歩の際にそれを見に行くのが今の楽しみになっています。
さて、今回のノートではKAC2022の振り返りを記載したいと思います。
まず、イベント自体を知らない方に説明すると、こちらは運営さんからテーマが発表されて、それに準ずる短編を投稿するというものです。
最初はなんだか大喜利みたいで、お笑いが大好きな自分にとっては、楽しそうだなと思って気軽に参加してみたのですが……
結論からいうと、凄い大変でした!!
参加された方なら既に分かると思うのですが、お題が全部で11個あって、殆どが〆切が3~5日くらいしかないんですよ! しかもお題的にかなり難しいものがあって、滅茶苦茶悩んだ作品もありました。
ただ、性格上参加するからには皆勤賞を狙いたかったですし、リワードも貰えるということでしたので、その餌に見事に釣られて何とか全部の作品を投稿することができました!
いや、ほんと……ある意味仕事で書いているゲームシナリオ並に〆切に追われました……。
それでも、やっぱり書き終わった時の達成感は得られましたし、相変わらずPV数はそこまでじゃないものの、読んでくださった方に感想をいただけたり、評価してもらえた作品がいくつもあったので、今後の創作の励みにもなりました。
あと、今回は自分も読者として色んな作品を読みました。そしたら、皆さん本当に面白い作品を書いていて凄いなぁと素直に感心してしまいました。だって、3日とかしかないのに、ちゃんとクオリティを担保できてて面白いなんて、本当に凄いことですよ! 結果的に、自分が勉強させて貰えた経験になったと思います。
というわけで、無事に皆勤賞で終わることができたので、折角なので書いた作品を簡単にですが振り返ろうと思います。
もし、気になってくださる作品などがありましたら、URLも貼っておりますので、是非読んで頂けると大変嬉しく思います……!
では、どうぞ!
1.二刀流勇者の悩み事~二つの剣は、今日も口喧嘩が止まらない~
https://kakuyomu.jp/works/16816927861289356463テーマ『二刀流』
記念すべき第1作目は、コメディ要素の多いファンタジー短編でした。二刀流なので、剣は二つあるとして、もしその子たちが喋っていると、色々と噛み合わないこともあるだろうな、なんて想像から生まれた作品です。それぞれ剣に属性があるんだから、もし人格があったら剣にも色々と性格があるだろうなと思いつつ、「ツンデレ」と「クーデレ」という二本の剣を想定して、会話劇を作ってみました。書いていると、本当に楽しくて、どんどんと会話の内容も膨らんでいきました。また、こういう会話劇中心の作品は書いてみたいです。
2.推し活笑い~Pin-1グランプリ 決勝戦~
https://kakuyomu.jp/works/16816927861366439092テーマ『推し活』
こちらは、リアルタイムでも放送していた「R-1ぐらんぷり」が元ネタですね。そこから、大好きなお笑い芸人さんを応援する女子高生と友達のお話に広げました。ただ、ここで出てくるお笑い芸人さんは、前の別のコンテスト作品の短編で登場したキャラクターで、自分自身がお笑い好きということもあり、再登場してもらいました。というか、今回はあともう1作品、同じようにスピンオフの作品があったりしますので、詳細はそちらで。
ただ、こちらはリアルの「R-1ぐらんぷり」が開催される前に書いたものなので、審査方法が若干違っていました。そこはご愛敬で何卒よろしくお願いします。
3.第六感でズバッと解決☆憑依系アイドルITAKOちゃん!
https://kakuyomu.jp/works/16816927861487780460テーマ『第六感』
いわゆる、シックスセンスというやつですね。そうなると、自分の世代になると心霊現象が浮かんだのですが、ホラーというジャンルは今まで書いてこなかったので、コメディ寄りの作品にさせていただきました。イタコ系アイドルという、もう自分でもよく分からないアイドルが爆誕したのですが、これはこれでアリかな、と思いました。マネージャーさんは完全に趣味キャラで書いたのでお気に入りの子です。そういえば、最近はテレビで心霊検証番組が少なくなってしまいましたね。また、都市伝説などの番組を観たいと思う、今日この頃でした。
4.コント「異世界ギルド受付の日常」
https://kakuyomu.jp/works/16816927861552471357テーマ『お笑い/コメディ』
ここに来て、まさかのお笑い! 自分の書いた2作品目と被ってしまった! と、お題が発表されたときは凄く焦りました……。こっちで書いとけば良かったじゃん、という悔いが残ったものの、なんとか新作を書こうとして生まれた作品です。はい、ぶっちゃけていうと、完全にネタ台本です。しかも、ある特定のお笑い芸人さんを想定したネタ台本でした。ただ、いつもと形式が違うもので書いたというのは、よい経験だったと思います。チョコプラさん、大好きです。
5.#よねこ生誕祭88
https://kakuyomu.jp/my/works/16816927861591725769テーマ『88歳』
他の投稿者の方たちを見ていると、こちらのテーマが一番の鬼門だったみたいですね。ただ、自分はふと最初にイメージが浮かんできたので、そこから書き上げた感じでした。ゲーマーのおばあちゃん、というのは個人的には結構好きなキャラ性です。ハッシュタグネタはいつか使いたいと思っていたので、ここでやらせて貰いました。こういう、みんなでネットで盛り上がる感じは結構好きだったりします。キャラ愛って素晴らしいです。
6.私と友人と焼き鳥の話
https://kakuyomu.jp/works/16816927861683021475テーマ『焼き鳥が登場する物語』
こちらは、投稿した作品の中でもかなりの異色作に仕上がりました。というのも、実体験を元に書いたものなので、これを発表していいものかと思ったのですが、自分の経験を作品として消化するのは書き手として一番やらなくてはいけないと思って、意を決して投稿させて頂きました。本当に自分の情けない過去が書いてあったりするので、お見苦しいところはあるかと思いますが、この経験が後にライトノベル作家としてデビューするキッカケにもなったので、ターニングポイントだったと思います。
7.もう次の春は来ない
https://kakuyomu.jp/works/16816927861737122427テーマ『出会いと別れ』
卒業シーズンということもあったので、それを題材にした失恋小説を投稿しました。多分、こちらの作品が一番反響があったかと思います。失恋というと、少し悲しい気持ちになるのですが、そこから新たな出会いがきっとあるという願いも込めて書きました。ただ、やっぱり結末としては悲しいものになっているかもしれませんね。あと、花言葉などは昔から調べたりするのが好きだったので今回もネタとして使わせて頂きました。
8.ウチを笑顔にしてくれたヒーロー
https://kakuyomu.jp/works/16816927861791616676テーマ『私だけのヒーロー』
こちらは、2作品目と登場人物たちが一部重なっている作品です。お笑い芸人さんをテーマにした作品なのですが、語り部まで関西弁にするというのは初めての試みだったので、結構苦労しました。おそらく、変なところもあったりするかと思いますが、それは自分の技量不足なところがあったりするので、悔やまれるところです。ちなみに、自分は関西の兵庫県出身です。土曜日のお昼は学校が終わると、必ず吉本新喜劇を見ながらお昼ご飯を食べていました。きっと、それがお笑いが好きになったキッカケですね。
9.猫だってバズりたい
https://kakuyomu.jp/works/16816927861840642867テーマ『猫の手を借りた結果』
動画が手軽に投稿できるようになり、猫動画で癒されてる方も多くいるかと思いますが、「そんな猫たちはどんなことを考えているのだろうか?」と想像して書いた作品です。せっかくなので、どこかほっこりとした作品のほうがいいなと思って書きましたので、読んだ方が猫の可愛い動画を見た時のような癒しになってくださっていれば幸いです。
10.真夜中の飯テロにはご注意を!
https://kakuyomu.jp/works/16816927861907179562テーマ『真夜中』
いわゆる「飯テロ」というのを書いてみたかったので、やってみました。ただ、出来れば読んだ方がすぐにでもマネしたくなるようなものを書こうと思ったのですが、なかなか背徳感のある内容になってしまいました。もし、他の方のカップラーメンのアレンジメニューがあれば是非教えて頂きたいです。ちなみに、自分はやはりラーメン〇本さんの辛味噌麺スープに冷ご飯を入れて食べるのが最高に好きです!
11.お母さんの日記
https://kakuyomu.jp/works/16816927862016267050テーマ『日記』
最後も少しトリッキーと言うか、日記の内容だけを掲載するという方式を採用してみました。なので、この日記を誰が読んでいるのか、どういう状況で読んでいるのか、というのが読者の皆さんの想像にお任せすることになってしまうのですが、それも面白いかな?と思って、あえて限定的な情報は出しませんでした。ただ、映画でもそうですけど、結末の一部を観た人の感想に任せるという手法は嫌いじゃないので、自分でもやってみようと思った次第です。最後の最後で挑戦的なことをしてみましたが、やってみて良かったな、とは思った作品です。
以上、今回のKAC2022の投稿作品の振り返りでした。
約1ヶ月間という長いスパンだったのですが、1つ1つの〆切は短かったので、本当に怒涛のような1ヶ月でしたね。おかげで、3月はあれだけ欠かしていなかった某ソシャゲのログインボーナスを切らしてしまいましたww
ですが、もし来年もこのようなイベントがあったら、ぜひ参加してみたいですね。
では、今回参加された方は、本当にお疲れ様でした!
そして、自分の作品を読んでくださった読者の方は本当にありがとうございました!!
今後の予定ですが、出来ればGW前頃から長編の小説をアップしていけたらいいなと思っています。その際は、何卒宜しくお願い致します。
では、今日はこの辺で。
ひなた華月でした。