最新話更新!
4章もあと数話でおしまいです。
今までの章で一番長い章になりましたね。
さて、いよいよ今回のエピソードでブラクロの世界の勢力関係が明らかになりました。
少し複雑だったかな?と反省も踏まえ、整理してみますね。
(ネタバレが豊富に含まれているので、未読の方はご注意ください)
・ヴァルトロ:破壊神を滅し、『終焉の時代』無き時代の覇者となることを目指している
・ルーフェイ:破壊神を擁護し、『終焉の時代』を世界の自浄作用として必要だと考えている
キーとなるのはエスカレード家の家族関係です。
ヴァルトロの王マティスとルーフェイの王女エルメはかつて夫婦関係にあり、二人の間に生まれたのがライアンとドーハの二人の息子。
そのうちのライアンが破壊神なので、彼をめぐって世界はマティスとエルメの(元)夫婦喧嘩のようになってしまっているというわけです。
この二大勢力に対し、幾つかの第三勢力が存在します。
・ブラック・クロス:『終焉の時代』は終わらせたいが、元人間である破壊神を殺すことに懐疑的
・銀髪女:「全て破壊する」と発言しているが、真意は謎
・登録商人ギルドやナスカ=エラに関しても真意は謎
……つまり、文庫にしたら3巻終わるところでようやく、ようやく!
ルカたちの物語の行き着く先というか、戦うべきものの全容が見えてきたのです。
ちなみに、マティスとエルメが元夫婦関係であることへのヒントは過去にちらっと出しています。
▼mission1-32 ヴァルトロ四神将
https://kakuyomu.jp/works/4852201425154886036/episodes/4852201425154967087というわけで、ますます複雑化した上に話が大きくなってきましたが、これからどんどん面白くしていきますので、よろしくお願いしますね!