朝から蝉が鳴く夏、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
先週は参加できませんでしたが、昨夜はにごたん参加しました!
いつもは『滲む水彩』に上げる現代オムニバスを書いているのですが、
今回は趣向を変えて挑んでみました。
▼『花咲師はなぜ晴れ着を着るか』※外部サイトです。
http://yomikaki.clu.st/item?__objectId=95d08f57246617adaf6b42522f0cee07実はこれ、現在コンテストに向けて書いている『御伽術師・花咲か灰慈』の前日譚にあたります。
▼『御伽術師・花咲か灰慈』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881094570とはいえ、本編を読んでない方でも伝わるように書いたつもりですので、
未読の方はどちらから読んでいただいても大丈夫です!
本編の第5話まで読まれていると「あっ、そういうことか」と腑に落ちるかもしれません。
さて、ここからはネタバレを含みます。
先代の花咲師である灰慈のおじいちゃんの生き様については
元々本編を書く上でネタを作っていました。
ただコンテストで推奨される3万字に収めるには厳しいので、
番外編として書きたいなーと思っていたのです。
で、今回のにごたんのお題のうち【届かないものに手を伸ばす】【百葉箱】【祭囃子】の3つが世界観にハマったので、お題を元にストーリーを組み立てました。
詳しくは書きませんでしたが、前日譚に登場する高砂ユリは現在の灰慈のおばあちゃんです。
本当は野球部のマネージャーという設定があったのですが、二時間半と文字数の関係で書ききれなかったので省きました。
本編完結後に番外編としてカクヨムにUPしようと思ってるので、その時に書き足そうかな。
花咲師の衣装はオトシマの趣味が滲み出ています笑
腹掛けってこういう感じの衣装です。お祭りとかでよく見るでしょ?
下にTシャツみたいな服を着るよりは直着が好き派です。
▼腹掛けの写真素材※外部サイトです。
https://pixta.jp/tags/%E8%85%B9%E6%8E%9B本編の第5話でじいちゃんはあえて「花葬り」の意義を灰慈に伝えず、高校生になるまで自分で考えろと伝えます。
その意図について明かした前日譚なのでした。
にごたん参加者の皆様からは、本編未読の方にとっては世界観とテーマ性が、既読の方にはおじいちゃんの意図がわかってスッキリという感想をいただけて嬉しかったです!
『御伽術師・花咲か灰慈』はいよいよクライマックスに差し掛かります。
今日中に二話更新する予定ですので、こちらも宜しくお願いします!